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去年までは綺麗で、ついつい見とれていた景色。 いつも出勤時や散歩の折に通過しては、四季の移ろいをたのしませてもらっていた。 花の季節にはわざわざカメラで撮影に来る人もいらしたのに・・・。 実にサッパリしたものだ。 景色は別物である。
ようやく工事が終了したと言うことで、今朝初めて通過した。
確かに整備されて綺麗にはなった。 ”昭和の懐かしい景色”と言えるような場所がだんだんなくなってしまう。 一昨年は今年の工事の延長上にある丁度小学校の裏にあたる場所が工事された。
対岸から見ると、川沿いにずっと菜の花や桜、紅カナメが彩りよく咲き、喧騒な交通量の多い道路がすぐ近くにあるにもかかわらず、その一角だけは別空間に思えていた。 その空間の心地良さを求めて川沿いをどれほど散歩したことだろう。 主人と一緒に・・・、娘と一緒に・・・、そしてある時は一人で・・・。
菜の花や桜がこの世のものとは思えないほど綺麗だった・・・。 まるで卒業式には「卒業 おめでとう。 6年間元気に過ごせて良かったね。 よく頑張ったね。」と児童を見送り、また入学式には「入学 おめでとう。 一緒に6年間無事に成長していこうね。」と迎えるように、咲き誇っていたのだが・・・。 それも懐かしい思い出の中の景色に変わってしまった。
あれほどの大木に成長し、花を咲かせるのにどれほどの年数がかかったんだろう・・・。 根こそぎ無くなった時はショックだった。 毎日のように様子が気になったものだ。 あって当たり前のように毎朝通過していたのに・・・淋しいなあ。 今は日当たり良好すぎる景色に一変。 そして無味乾燥とした景色に一変。 道路下に畑が広がるから、まだマシなのかもしれないが、人工物に換えてしまうことはいともやさしい。 しかし元に戻すには何年、何十年もかかる。
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