摩訶不思議

ここのところ、新聞に折り込みで入る漢字を書いている。

コロナ禍ということもあって、人と話す場面も減っている。　かと言って字を書くということも減っている。　パソコンやスマホに入力はするがやはり自身で「書く」ことの大切さを痛感。

シートはたまりにたまって５０枚は優にある。　毎日広告の裏に書く。　書いた日付をシートの端に記入。　完全に正解したものには日付に〇印を入れている。　読書や新聞記事を読んで、読める漢字が書けるかと言うと案外書けないことが多々あるもの。

しかし、書いていて自分でも驚くくらいに意外に思えるような（自分では覚えていないよと思うような）漢字が書けるのだ。　実に不思議に思うくらい書ける。　「はて？」と思う時には、意味を考える。　すると書ける。

これは小学校時分に手の小指辺りが鉛筆で真っ黒になって、つるつる黒々して書いているノートの端から黒くなった・・・あのくらい練習したお陰！！

あの練習は覚えるのに間違いのない方法だった。

実に効果があり、脳が覚えている・・・そんな風に思えてくるほど妙な感覚に襲われる。　

自身では「ウ～ン」と考えているようなのに、手がどんどん書いている。

実に不思議な体験・・・。

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ふと思い出した

昨夜入浴後に足の爪を切っていて、ふと思い出した。

子供の頃、同じように夜爪を切っていると、どちらだったのか思い出せないが、亡き両親のどちらかが言ったことがあった。　「夜は爪を切るものじゃないよ」と。

だからある程度になるまでは、夜は切っていなかったように思う。　切るとどうなるのかと言うのはよく覚えていない。　「縁起が悪い」とかだったのかしらとも思う。

そんな話はお正月にもある。

お正月３日間は縫物、お洗濯はしない方が良いというものだった。　だから亡き母は、年末までに一生懸命縫い物も済ませて、洗濯機も１２月３１日の夜遅くまで回していたなあ・・・と思い出した。

今となっては笑えるような話。　

亡き両親との他愛ないやり取りがふと思い出される。

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やはり躊躇

岩国は結構な人数で感染者が出てきている。

不要不急の外出はとにかくしないようにしている。　「私たちが感染したら、一発よね。」　とは夫婦二人の会話。

主人は高血圧、私は脳動脈瘤でそれぞれ必ず毎日薬を飲む。　

高齢者になり、やはり感染によるリスクはかなり大きいものと思っている。　

病院へは薬をもらうためどうしても行くが、美容院へはいけない。　年末に行ってから行けていない。

自宅で何とかするしかないかなあ・・・。　

昔、子供が赤ちゃんの時、預けるところもなく、どうしたものかと考え、自分でカット。　その後パーマも自分でしたことがあったなあ・・・。　実に無謀と言うかなんというか・・・。　でもある程度の年齢になって、教員だった友人から同じように自宅でカットしてパーマをしていたという話を聞いて少し安心した。　やはり時代もあるなあ・・・。

子供を誰にも見てもらえなかった・・・。

今ならどちらかに預かってもらい美容院くらいには行けるんだろうなあ・・・。　まあ事情はかなり違うのだが。

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