ここのところ、ニュースは東日本大震災から10年になるという内容の報道が多い。
もうそんなになるんだ。
「地震があったみたいよ」と言う声で、テレビをつけて見た映像に愕然としたのを思い出す。
まるで映画か何か、作り物を見ているような気がした。 これが本当に東日本で起きているの?
地震大国の日本はどこで同じような地震が起きても不思議ではない。 冷静にそう認めながらも、あまりにも突然地震に襲われた際には、その状況が受け入れられないような精神状態になるのではないか・・・。
今朝もラジオで、息子がお年寄りを助けるために犠牲になったという話を親御さんがされていた。 高台に逃れて、そこから見る景色の中に、人がましてや大事な家族が水に飲まれてしまう光景を見なければならない家族の心情は、何と表現しすればよいかわからない。
想像するだけでも気がおかしくなりそうな・・・。
まだお遺骨が見つからない方が大勢おられる。
区切りのつかない気持ちを背負いながらの10年を過ごしておられるのだろう。 自分だったら、もしかして「あまりのショックで記憶障害にでもなって、どこかで生きているのでは・・・」と思うかもしれない。 本当に亡くなったことが受け入れられない状態での日々はどれほど辛いことだろう・・・。 何とも酷いことだ。
どうぞ安らかに・・・と祈るばかりだ。
そして、どこに起こるかわからない地震。 それに対する心構えを持っていなければいけないことを教示して下さっている・・・。
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