焦りながらも楽しく・・・

　人生のＵーターンの年齢はずいぶん前に過ぎたにもかかわらず、不意に焦ってしまうことがある。　あと何年こうして生きていられるんだろう・・・？と思うと時間がない。　身近なところでは、縫物も編み物も片付けもなかなか捗らずにいる。　あれもしたいこれもしたいと思うがなかなかできない。　常勤で学校勤務していたころには全く考えもしなかったことである。　

　でも欲張っていろいろ思うが体力が持たない。　この土日にしても休めるんだからじっくりあれもできるこれもできると思うが、買い物に行けばそれで１日は終わりだ。　ようやく今日は細かいことをやっている。　着れなくなったコートを処分し、襟元のファーがとてもきれいなので工夫して首に巻けるようにしてみた。　それを見た娘曰く「そんなのを商品で売ってるんよ。」　えっ！！である。　なるほどねえ・・・。　確かにコートを着て首に巻くと良いのだ。　おシャレにも見えるがとにかく温かい。　「そうなんだあ…売ってるんだあ」　そう思うとモノがなかなか捨てられないのもわかる。　

　そしてようやく午後は編み物に取り掛かる。　毎年寒くなると編み物をしたくなるが、地道な作業である。　しかし編む時間がありもしないのに（時間がない時にはそうしたものなのだろう。　友人にも同じように毛糸や布を山のように買い込んでいると言う人がたくさんいた。　さてその友人たちはどうしたかしら？　編んだり縫ったりできているんだろうか。）毛糸をたくさん買っているのだ。　娘たちに色違いのひざかけを編んでやろうと思っている。　こうして誰かに何かを・・・と思えるのはしあわせなこと。

　なかなか処分できずにいるものを活用しながら、楽しく過ごしたいものだ。


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う～ん「首」とつくところを・・・

　昨日今日は格段の寒さ到来のように思う。　暑がりで寒がりの私には辛い。　ましてや眼科医から「寒さには注意して下さいよ。　ぶどう膜炎が再発しますから・・・」と。　とても辛い一言を言われている。

　友人から手織りのマフラーをプレゼントしてもらい、お気に入りでたびたび使用している。　昔から「スカーフ1枚で温かい」と言うが、純毛を使用したマフラーは温かい。　また友人の気持ちも温かさを増す。　首に1枚スカーフ、マフラー、ストール、ショールなどをすることで本当にあたたくなるものだ。　でもこの冬発見したことは、足首、手首にも工夫してあてがうと身体が温かくなるということだ。　もちろんレッグウオーマーなるものもあるが、足首から下を温めるようにすると違う。　以前友人が「これ主人のはかない靴下を切ったものよ。」と言って手首を見せてくれたことがある。　その時には、「ふ～ンそうなんだな。」で何となく話を聞いていたが、その時友人が言いたかったことがよ～く分かる。　手首にするものをなんと言うのか知らないが、私は昔流行った、「セーター本体と袖とが分離されたデザインのもの」が自宅にあったので、その袖をもっぱら使っている。　あるとないのとでは大違いなのだ。　ここまで違う？？と言うほどの違いだ。

　「首」「手首」「足首」といずれも「首」とつく。　身体のリンパ液の流れにも何やら関連がある？！などと一人納得しながら今日も洗濯物を干す際には手首に別袖をあてがっていた。　不思議なほど温かさが違う・・・。


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なぜ・・・どこが違うのかな

　昨年１０月に冷蔵庫を買い替え、今度は電子レンジが壊れてしまい目下娘たちが使っていたものを使用中だ。　そこで新しいのを買いたいが、お店で見てもネットで見てもよくわからないのが、値段。　商品番号を比べるともちろん各取扱店での価格が比較できる。　しかしだ・・・。　どこがどう違うのかとなると非常に分かりにくい。　貰ってきたパンフレットを見ては唸っている。　そんなに違いはない気がするし、同じメーカーでもほんのわずかの違いなのだろうに値段も違う。　そもそも何が違うの！！と言いたくなる。　お店であれこれ聞いても店員がアヤフヤでどうも納得できない。

　家族は「冷蔵庫と同じようにパッと決めたら？」と言うが、やはりこだわりを持ってみたい。「冷蔵庫を買う時には、清水の舞台から３回くらい飛び降りたつもりで買ったのよ。」と言うと、すかさず「じゃあ登ったのね。」と返ってきた。早々買い替えるものではないから、やはり納得して購入したいのだが・・・どうもわからない。


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時の流れ

　実家がいよいよ取り壊され、新築することになった。　「いよいよ取り壊すらしいから、写真を撮りたければ撮っておくといいよ。」と兄から電話があった。　年末に訪れて一度写真も撮ったが、次女と再び行った。　年末よりも好天であったため良い写真が撮れた。

　柱の傷ひとつにしても何やら思い出があるような気がする。　実家が出来上がった時、亡き母と兄が廊下と居間、そして神の間、台所を二人して走り、それこそ追いかけっこをするように「広い！広い！」と走ったのがつい先だってのことのように思い出される。　あれから４０年。　兄に言わせると「よくもったなあ。　これだけ時間が経過したんじゃねえ。」　「そうだねえ」と頷くしかなかった。

　庭作りが趣味だった亡き父が池を掘ったり、鯉を飼ったり、庭木はもちろん果樹も私たちが喜ぶだろうと言って植えていた。　そのみかんが今年は豊作らしかった。わずかのすっぱ味が最高であった。「ああこれも引っこ抜くんだねえ。」と言う言葉をぐっと押しこらえた・・・。　父が精魂こめて作った庭がほぼすべて無くなる・・・。　大きな石もクレーンでなければ運べない。　世話をする人がいない庭ほど侘びしく淋しいものはない・・・。　甥も兄も父のようにはできない。

　時が流れたんだなあ・・・。

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う～ん！！健全だよね！

　夕方会社近くの長山公園を散歩していると、公園の主のような猫が前歩から歩いてくる。　おそらく飼い猫ではないのだろうが、行き交う人々のことを恐れないで、堂々と歩いてくる。　誰にもいじわるされたことがないのであろう・・・。　怖がりはしない。　むしろ「みゃあー」と言うと「みゃあー」と返事をしてくれる。　一体どうやってこんな寒い日は過ごすのかしら・・・。　何か食べ物はあるのかなあ…と心配になる。

　岩合光昭さんの本が大好きで家族で眺める。　そこには日本、世界での猫が写真で映し出されており、さまざまな猫の生態を見ることができる。　そして人間との交わりもとても自然体なのでうらやましい。　とても癒される自然な光景なのだが、今の日本ではあまり見かけない風景になってきた。　猫には住み辛い日本になってきている。　その点まだこの公園はいいのかな？

　そうこう思いながら歩いていると、突然山側から少年が一人ドスン。　細い道なのにこちらはびっくりして飛びのいた。　滑り落ちてきたところが枯れ葉の山だったので怪我もなさそうだ。　なんとなんと数人が山の中で走り回り鬼ごっこをしている。　子供のころにはよく私も駆け回り、擦り傷だらけになっては帰宅。　服も泥んこで草もぐれ。　もちろんお風呂に入る時が大変。　膝小僧を両手でしっかり押さえて、そ～とそ～と湯船につかる。　そしてジワジワ～とゆっくり手を放す。　痛いのなんのって・・・。　でもそうすることで痛みに慣れる・・・。　そのようなことを思い出しながら子供たちが駆けてけ行く姿を追った。　今夜はきっとあの子たちも同じようにしてお風呂に入るんじゃないかなあ。

　いいなあ・・・健全な光景をは２つも見ちゃった。


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何でもアリ・・・

　冷蔵庫内を見ていて発見。年末に餃子が食べたくて皮を購入していた。　あっさりしたものが食べたいので、肉なし餃子をつくることにした。　買って冷凍庫に保管していたホタテを使用。

＜材料＞
餃子の皮１ｐ
ホタテ小を半ｐ
卵1個
モヤシ１ｐ
豆苗半ｐ（偶然買っていたものなので、キャベツでも白菜でもねぎ類でも）
塩・コショウ少々
ごま油大２
オリーブオイル大２


＜作り方＞
①ホタテは荒みじん切り、モヤシ、豆苗は洗って1センチくらいに切りよく水気をしぼる。
②ホタテ、卵、モヤシ、豆苗、塩、こしょうをボールの中でしっかり混ぜる。
③卵がとろみも作るので別皿に水溶き片栗は不要。　餃子を作る要領で作りながら、フライパンに並べて行く。
④火をつけてこんがり焼き目がついたころ、1回目はごま油を大匙2杯くらい回しかける。　ふたをして蒸し焼きにする。
⑤④と同様にこんがり焼き目がついたころに2回目の餃子はオリーブオイルを大匙2杯くらい回しかける。　ふたをして蒸し焼きにする。
⑥それぞれを皿に盛り付け、ポン酢やからしでいただく。

　実にあっさりして美味しいと家族もほめてくれた。完全な創作料理であったがかなりのほめ言葉にルンルンである。そうねえこだわることなく餃子の皮もこんな風にするといいかも・・・。　美味しかった。


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ゥ～ン・・・変わっていくんだろう・・・

　目下年賀状の整理中だ。　会社関連、主人の友人、親戚。そして私の友人、教え子、親戚関連。　私はなかなか踏み切れないでいるが、若い人たちはメールでやり取りしている様子だ。　それでも３０年以上も前の教え子たちから届く年賀状がある。　毎年この時分になると申し訳なく思う。　人生で一番忙しい年齢の子供たち（私にとってはずっと学生服でしかも坊主頭とセーラー服姿のまま）が今もって年賀状を書いてくれる。　それぞれに生活をあり、幼い子供がいる家庭もある。　教師になった者も多く、中には子供が３人いてこの春職場復帰するものもいる。　「ああ皆、頑張ってるんだなあ・・・。」　自身の同じ年齢のころを思い出しながら、「妙に無理せずに踏ん張ってね」と祈る・・・。

　それでもそう遠くないうちに親しい者同士、年賀状は変わっていくんだろうなあ・・・。

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初歩き・・・

　お買い物も暮れにたくさんしたため、せいぜいお豆腐と牛乳。　お野菜もたくさん買い込み、いただいたため目下消費中。　今日は胃を休めるために七草粥。　しかしわが家は自宅にある葉物や根菜類をある分入れて作る。　下ごしらえをしておいたので夕方は少し楽かな・・・？　出勤途中に立ち寄ったスーパーでの買い物も少ないため、運動不足な気がするが・・・。

　主婦にとっては良いウオーキング場所ではないかしらと思えるスーパーだが、お正月の間は全く行かなかった。　
そこで３日に「今年の初歩き」と称して次女とお城山（岩国城）へ歩いて登ってきた。　初日の出を見るために登る人たちが多いと聞く。　紅葉谷公園から六角亭を過ぎると登山道が始まり、歩行者は自由に通行できる。　一般車両は通行できないので安心だ。　途中２か所ほど休憩場所があり、以前、退職した時分に主人と２，３回登った時には休んだ気がする。　しかしその時より体力がついたのかササッと登れた。　うれしいなあ・・・。　

　お正月だと言うのに沢山の人が登っておられ、お互い声を掛け合う。　空気も良いが、声を掛け合うと言うことがすがすがしい気分を増す。「おはようございます。」「こんにちわ。」　幼い子供もそばにいる大人のまねをするのか、かわいい声が戻ってくる。

　山麓の六角亭付近からロープウエー山頂駅まで、約１.５km、またロープウエー山頂駅から岩国城まで、約０.５kmとあった。　シイ、クス、ツバキ等の常緑広葉樹が生い茂る。　「こんなに近くに自然がある」なんてありがたいねえ・・・などと思いながら、次女とおしゃべりしながらの登山。　楽しいひと時だ。


　ロープウエー山頂駅から５分くらい遊歩道を歩いて岩国城に到着。
お城の中はもう随分入っていないが、資料館になっていて、刀や甲冑などが展示してある。　子供たちが幼い時分には登ってきては遊ばせたものだ。　確か滑り台なども付いているジャングルジムがあったはず・・・。　娘も覚えていた。


　２日間ほとんど運動しないで、食べては食事の繰り返し。　「これで美味しくお昼ごはんが食べられるよ。」と言って帰宅した。




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日記を見て・・・

　毎年主人から手帳をもらう。　毎日のことが簡単に記録できるような形式が好きでここ１０年くらい貰っている。　その手帳を今年は今回初めて開き、あれこれ書き始める。　年末の１ヶ月分も記載できるようになっているため便利だ。　昨年のものを年の初めから見返しながら、関連のあることは書き写しておく。　そして見ていると、なんとまあ去年は歯医者によく通ったんだなあ…。４月から９月の頭まで。　それに加えて逆流性食道炎のお薬をもらうため内科へ。　ぶどう膜炎の再発を恐れて定期検査のため眼科へ通院。　若い時にはお年寄りの通院されるのを「大変ねえ」と見ていたが今はわが身である。　今年はまあ健診とお薬の受取ぐらいにしておけたらなあ…と思う。

　昨年１年間のページをサッと見て、時期を逃したくないものはメモ書き程度だが、年間の一覧を作っておいた。　たとえば人間ドッグの申し込み・・・。　そして昨年友人に初めて連れて行ってもらって楽しかったお祭りなどなど・・・。　大体の時期がわかるものが目の前に一覧にしてあれば動きやすい。　わあ楽しみだなあ・・・。


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新年の始まり・・・

　主人は年末年始もなく、早朝４時ごろ一旦出社し仕事をして、朝食のため帰宅。　そして食後少し休んで出勤。　見ていて心配なほどの激務である。　就寝は９時ごろだが、やはりリズムが違うため心配だ。

　私はと言うと、年末はただただ大掃除。　それでも冷蔵庫を買い替えたため台所はいつもになくめちゃくちゃ綺麗な気がして、例年なら一番時間がかかるがさほどではなった。　床掃除は長女が念入りにやってくれた。　本当にこれでもかと言うほどの掃除ぶりに頭が下がった。　私は換気扇をこれでもかと言う気持ちで掃除。　近年にないほど綺麗になった気がする。　次女は残念なことに風邪をひき炬燵のお守・・・。

　ふすまも張替が自分でできることに感動し、障子よりも楽なことに驚いた。　何かにつけてあれやこれやとするのは面白い。　さあ次は・・・。　主人はその様子を見ていて「あまり調子に乗ってはいけませんよ。」とのこと。　でも「何でもやる人だねえ・・・。」と一言加わった。　私としては・・・壁も張替え、床も張替たいと思うのですが・・・。

　年末は大掃除に明け暮れた。　神の間と隣の和室は天井も綺麗に掃除し、「２９日にはお飾りをするものではない。　また一夜飾りもいけないよ。」と言っていた父の言葉を思い出して、３０日に神様のお飾りをした。

　サッパリしたらで・・・３１日はお料理。
　いつもながらに思うのは、わが家のおせちは３が日をいかに料理をしないでさぼれるように段取りしておくか・・・ではないかと思う。　ある程度はお節らしきものも作るが、やはり元旦のお雑煮に始まり何かと主婦はずっと台所に立っているように思う。　平素は行き当たりばったりで買い物に行った先でいいものを安く買えれば、それがお夕飯になる。　しかしお正月は３日間をゆったりしたい。　普通の主婦にはエンドレスの家事を休みたい。

　黒豆、きんとん（我が家はスイートポテト）、紅白なます、赤カブの酢のもの、酢蓮、お煮しめ（これは途中からいわゆる大平またはさつま汁に変身。　と言うのも私だけが食べるように思うのだ。　だから小さめに切って作っておきお汁に作りかえる。）、家族の大大好物の伊達巻（今年は２本しか作らなかった。　１本には海苔を巻き込んで少しおしゃれに）。　鮭の味噌漬け、鶏ミンチにハーブで味付けしお団子にして焼いて海苔で巻いてみた。　エビのかき揚げ（自宅でつくるとエビがたくさん入るから美味しい）、チキンの唐揚げ。　そのほかに巻きずし。　これは次女が大好物である。　（娘たちが京都にいる時分には必ず作って持たせたものだ。）次女がサッと巻いてくれた。　亡き母が私のためによく作ってくれたように私も作るが「次女がしっかり後を継いでいるね」と長女。　そして長女はピザを３枚（エビをいれて少しリッチに）。　ポテトサラダ。　グリーンサラダ。　野菜を綺麗にカット（片抜き）。　庭から南天の葉（飾り用）、春菊と三つ葉（ほんのわずかしかできておらず取るのはしのびないほどなのだが）、ローズマリーの葉をとってくる。

　わが家のお雑煮は昆布とかつお節でしっかりおだしをとる。　大晦日にお鍋に昆布をつけておく。　カット野菜をいれたら良いようにして準備万端。
今年はあまり多く作らなったのでもう何もなくなった。　メインで刺身を２日間出し、３日目はすき焼きと残りのもの。
とてもすっきり冷蔵庫内は空っぽになった。　「今年は春から縁起が良いわあいなあ」と、一人今朝冷蔵庫の中を見てほほ笑む。　とても上手にやりくりで来たなあ・・・。


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