コロナ禍でここ数か月間の国の判断、そして政策の打ち出し方を見ていると、どうもテンでばらばらと言う気がしてならない。
もちろんこのような事態は初めてのこと。 しかも豪雨災害が起きてもいる。
しかし一番ぶれていけないのは、国の方針。
治療薬、ワクチンがまだできていない。 しかも国民全体にいきわたるにはずいぶん日数がかかる。 それが明らかなのにもかかわらず、経済を優先した政策が打ち出されたことにより、国民の危機感が緩んだ。 その結果感染者は一気に増えている。 しかも県外移動可能としたため、地方にまで広がりを見せている。 緊急事態宣言が出された頃よりも地方に広がりそうである。 また感染経路も不明なケースが多くなっている。
若者は活動的で移動できなかった時の反動がもろに出ているはずだ。 そこへもって、GO TOキャンペーン。 もうとんでもないことである。
結局のところ、軸がぶれた結果がこれだと言わざる負えないような形に発展しつつある。
国の中心部の医療崩壊云々も問題だろうが、地方はもっと対応できない事態になる。 誰が考えても明らかなことだ。
緊急事態宣言が出された時をどうにかこうにか乗り越えつつ、それでも命がけの対応に追われたいやまだ追われている医療関係者の皆さん。 そこへもって感染者が増大と言うことになったら、と想像すると堪らない。
どうにかこうにか感染者数が抑えられている状態を維持するというのはどういう状態にあってなのか再度冷静に考えるべきだ。
経済的なひっ迫感はほとんどの人が持っているはず。 でもまず最優先は?に対しての対策。
命を守ることが一番大事。 分かり切っていることだ。
でもあれもこれもと打ち出す政策に、国民が踊らされて、感染者は増えるのではたまらない。
国がもっと冷静に判断し、政策を出す。 そこで初めて国全体が落ち着くのではないか・・・。
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