富貴蘭&セッコクby紀伊

富貴蘭・セッコク等に遊ばれています。

蘭長者簑吉の名誉

2008年11月28日 | 富貴蘭 特殊
お題を見て何のことかと思われると思いますが。
佐藤雅美さんの時代小説に「物書同心居眠り門蔵」と言うシリーズものがあります。
先日、図書館で本を借りた中に掲題の短編小説がありました。
中身をかいつまんで要約すると、
江戸時代の江戸での出来事。
呉服屋・井桁屋の大旦那藤右衛門は蘭に凝っていた。
そして雲竜獅子(松葉蘭)という新種の作出に成功し、逸品の評価を得たのだという。
それが十株あり、簑吉が一株三百両で買うということになった。
だが、掘ってみると二株が地中に根をはっていることがわかり、その二株をめぐって簑吉と意見が食い違うことになった。
そうしているうちにその二株を合わせ十二株を三千六百両で買おうという人物が現われた。
簑吉は蘭の世界では有名な人物だという。(珍品の蘭の採取に日本中を駆け回り、それで財をなしたとの事。)
あれやこれやあって、結局蓑吉が4千両?で総て買い取る事になったのだが、
蓑吉のとった行動は、植わっていた12株の雲竜獅子を鍬で掘り起こし、足で踏みつけ粉々にした。
そして、一言「これで俺の持っている○○○が日本で一番だ」
なにか、今も昔もと言う話でした。

画像は、神曲。
羆はとても高くて入手できないので、変わりに眺めて楽しんでします。



錦江の縞

2008年11月27日 | 富貴蘭 縞
昨年の近畿の会で、オヤジの暇つぶしさんが、和歌山のTさんの荷物を
落としたのをその場で割ってもらいました。
その後、無名ではとの事で名前を付けようとの事になり、大隅半島産との
事で、錦江湾にちなみ、錦江の縞と私が仮名をつけました。
九州産らしくかなり大きくなるようで、私のは割仔ですが、葉幅は11ミリあり、
棚でも一二を争う大きさです。

建国殿覆輪

2008年11月11日 | Weblog
久方ぶりの更新です。
今日から次女が韓国へ修学旅行、
小遣いをせがまれ、むしり取られました。
よく考えれば、韓国ウォンは円に対し半値になってますので
小遣いも半分で良かったのかも。
今あちらで富貴蘭を買えば、半値で買えるのでしょうか?

一時白く出てどうなるのかと思ってた建国殿ですが、
どうやら幽霊にはならずに済んだようです。

矢筈虎

2008年11月02日 | 富貴蘭 虎斑
最近あれやこれやとあり更新できてません。
画像は矢筈虎で数年前に入手したもの。
殖えが悪く今年ようやく二つに割りました。
画像の天葉は3週間程前は真っ白だったのですが、
最近くらんできて矢筈の模様がはっきりと分かるように
なりました。