金沢2日目、日本海の大海原を見た後、娘は日本三不動の一尊として一千三百年の歴史を誇る、倶利迦羅不動尊の西之坊鳳凰殿へ案内してくれました。
ここは近くにある倶梨伽羅不動尊山頂堂の西之坊として、平成10年10月10日に復興されたもので、平安時代の建築様式をもとにした左右75mの壮大な木造建築となっています。
地元の人からは「倶梨伽羅さん、倶梨伽羅さん」と呼ばれて親しまれています。
参拝客は疎らでしたが、周りの木々も彩りよく色づき、秋を十分堪能させてくれます。「胎内めぐり」もできると書かれていました。
夏には、万灯会が催されますhttp://blog.goo.ne.jp/green-freeplus/m/201008
境内にはキャンドルが並べられてキラキラと輝き、境内を流れる川では灯篭流しも行われます。万灯会当日は、麓に車を止めて境内までは徒歩で行きます。多くの人出で賑わっているそうです。
本堂は八重桜が有名です。また、春や夏に訪れたい場所です。
倶梨伽羅さんを後にして、車は石川県から富山県へと進みます。
県境には3つのトンネルがあり、倶梨伽羅トンネルを抜けると、そこは富山です。
この倶梨伽羅トンネルの近くでは、1183年、源氏と平氏による戦いがあり、「倶利伽羅峠の戦い」と呼ばれています。