アナログ放送の終了に伴い、テレビがただの箱と化してほぼ2ヵ月。
2・3年前に購入したテレビが他にあるので、
しばらくは専用テレビなしで過ごそうと思っていました。
でも、ながら族の習慣はどうしようもありません。
テレビが無いと、音が出ていないと寂しい。
子供の頃、我が家はテレビを買うのが早かったので、
近所の子供たちが大勢見に来ていました。
そうです。そうです。
あの映画「ALWAYS 3丁目の夕日」で堤真一一家がテレビを購入したシーンそのものでした。
それ以来のテレビっ子です。
てなもんや三度笠、お笑い三人組、わたしだけが知っている、白馬童子、風小僧、力道山…。
見るもの見るものが新鮮で、真剣に楽しんだものです。
どの番組もある場面は昨日のことのように鮮明によみがえってきます。
半世紀前を振り返ると、さまざまなことが走馬灯のように思い出されます。
昭和の家庭には斬新なテレビでしたが、現在は家庭に一台ではなく、家族一人一人に一台の時代。
そして、ただ流れてくる番組を見ているだけという受け身的な利用から、その家庭でのニーズに合った幅広い利用ができる機器へと推移してきています。
もうその進化は早すぎて、ついていけない気がします。
便利機能の付いたリモコンボタンを十分操作できないのが現状です。
いつも買う電気店が売り出しをするという案内状が来ました。
テレビとデッキがきたら、取扱説明書と奮闘の日々が続きそうです。