正月も終わりですな。
おせち料理というのは、本来家事で年中無休の女性を正月くらいは休ませるために、
考えられたものということですが、(節振る舞ひがなまったもの)
今は家庭でおせち料理を作る家も少ないようで、大抵購入されるようです。
さて、先日、おせち料理の中身について、「牛カツ」を入れるという話をしたら、
hideさんに、「入れない」と言われカルチャーショックの満腹亭七越です。
あの冷えて硬くなった牛カツに、ウスターソースをかけて食うのが正月じゃないですか。
もうひとつ伊勢のおせちに欠かせないのが「玉子の梅漬け」です。
あと寒天ですな。今ではないですが、結婚式の料理の折り詰めに入っていた
あのピンクやら緑のうす甘い寒天です。
おせちはウマいのに若者には人気がないようです。手間がかかるから正月しか食えないというのに。
今はスーパーで何でもいつでも売ってるしね。
自分は「わんこおせち」というものがあったら食してみたい。
おせちもいいけど
玉子の梅漬けの作り方
用意するもの
・ゆでたまご(殻は剥いてね)
・梅干の汁
レシピ
ゆでたまごを梅干の汁に2~3時間漬ける。
だけ。
硬くなるけど一晩漬けたのもオツなもんです。
塩味が効いてて酒の肴に最適ですぜ。
酒は飲まないのが言っても説得力ありませんが。
殻を剥かずに満遍なくひびを入れて、汁に漬け込んで、
ひびの部分だけ赤く染めるやり方もあります。綺麗ですよ。