万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

白花彼岸花

2008年09月22日 | Weblog
 この一輪だけ咲いた白色彼岸花は寺の庭に咲いたものです。
今冬造園した時に庭師の西原さんが鉢植えの「白花彼岸花」
を下さり庭に植えていたものが矢張り彼岸の入りに一輪咲き
ました。来年には2、3輪咲いてくれるでしょう。
 赤花も白花も花が先きに咲いて葉は後から出てくるのが「
彼岸花」の特徴です。
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曼珠沙華

2008年09月22日 | Weblog
 赤い花なら曼珠沙華、オランダ屋敷に雨が降る、
戦後の幼い頃、意味もよくわからずに歌っていました。
 彼岸花は「曼珠沙華」とも呼ばれていることは誰でも
知っていることですが、『牧野 新日本植物図鑑』には
「ひがんばな(まんじゅしゃげ)」と表記されて、白い
花の項には「しろばなまんじゅしゃげ(しろばなひがん
ばな)」と表記されています。
「曼珠沙華」は仏典にしばしば出てくる花なのですが、
中村 元博士の『仏教語大辞典』には「如意花、檻花、
柔軟花などと漢訳する。白色柔軟でこれを見る者はおの
ずから悪業を離れるという。天神が意のままにこの花を
雨のように降らせると考えられる天界の花。日本では彼
岸花をさす」とあります。
 仏教の本来の意味から云うと白花の方ふさわしいと思
われますが、彼岸花と聞けば通常燃え立つような赤色を
連想します。
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彼岸花

2008年09月22日 | Weblog
 秋の彼岸が来ると必ず彼岸花が咲きます。明日は中日、彼岸花を見に
行って来ました。側に近寄って見ると益々感動します。
 メラメラと燃え上がる炎(ほむら)、色も形も炎です。この花を死者
のいのちと云いますか、怨念が燃え上がる花と秘かに思われて来たので
しょうか。
 先日東京から来られた「丸山真男手帳の会」の方々の会話の中に昔、
死者を水田の畦深く葬っていた地域と時代があって彼岸花はそのことと
結びついて思われて来た云々のお話があり興味をそそられるものがあり
ました。
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