5月も下旬になり、我が家の草亀「亀吉」(性別不明)もやっと長い冬眠から
目を覚ましました。
11月くらいに活動しなくなってからだから、一年の半分は寝ています。
そのせいか、結構その存在を忘れられたりしてます。
先日アストンの散歩をしていたら、農道に草亀の死骸が転がっていました。
ちょうど亀吉くらいの大きさ。
冬眠から覚めて、用水路から用水路に農道を渡ろうとした所を車に轢かれたようです。
お腹の方が上向きになっていたのか、転がってそうなってしまったのか、硬い甲羅
あではなく、お腹側を車につぶされていた無残な姿です。
亀吉も車に轢かれたものを拾ったんですが、彼の場合は甲羅が役になったようで
目と鼻が欠けただけで何とか命は繋げました。
まあ、炎天下の夏に道の端に転がっている亀の甲羅をワザワザ拾ってくる物好き
な人間のせいかもしれませんが。
死体かと思って甲羅を見てみたら、中身が入っていたので持って帰ってきたのですが。
家に帰って水の中に入れても、水に浮ほど軽く、動きもなく、食べ物も食べない状態で
どうなることかと思いましたが、獣医でもらった抗生物質(食欲を促す作用もあるとか)
をやり、毎日餌を置いたら、食べるようになって来ました。
いまや拾ったときから二周り、いや、それ以上の大きさになり、水に入れるとドスンと
沈みます。手で持つと、ずっしりと重くなりました。
亀は長命らしいからもっと大きくなっていくようです、亀吉を見て楽しむのは
夏の間くらいだから、起きている時はかまってあげましょう。
(いまだに近寄ると首を甲羅に引っ込め、甲羅を洗うとイヤイヤと暴れます)