インドの秘境 5 - Khamasom

　夕食の時間である、明日結婚式があるというので、かなり豪華な食事である。　村人がいろいろ訪ねてきた中に、日本人は何を食べるのか？　米は？　牛は？　豚は？　と・　　食習慣は殆ど同じである、彼らの主食は米である。　良く米を食う。　全て手で食べる。　これはインド人だからと言うわけではないと思うが。　

インドでは、基本的に手で食事をするようにしているが、米は駄目だ・　手で米をすくって食べるのはうまく行かない。　用意してくれたスプーンでこの１週間を過ごした。

　初日の夜は、特別に発電機を回してくれた、従って部屋の中の蛍光灯でパソコンを使うことができた、と言っても、電話も、携帯電話もつながらないこの場所でインターネットができるわけはない。　バッテリーで、この日記を書いているだけである。　そのうち、発電機のオイルが切れたのか止まってしまった。　

深夜、何を血迷ったのか鶏が”こけこっこ～”と泣き出す。　これで目が覚めた。　村では、殆どの家で豚、鶏を飼っている。　　

用意してもらった懐中電灯で昼間教えてもらったトイレに向かう。　失敗した、トイレの場所は分かるが、トイレの中の様子がわからん。。　などと考えながら、トイレに近づくと、中からローソクの明かりが・　うん？　一日中ローソクを立てているのか？　ドアーを押すが開かない、引っ張っても駄目。　そこでノック・・　とんとん・・　大きな声が返ってきた　”ん～”　なんだ使用中か。　

仕方なくトイレを離れて、大自然を相手に済ませた。 星が綺麗だ！　これほど大量の星を眺めたのは久しぶりだ。