インド

インドに良く行きますので、中から見たインドアレコレ

インドの秘境 - 6/7 - Khamasom

2007-04-13 16:03:41 | Weblog
 今日は Feli の直ぐ上の姉さんの結婚式だ。 村人の朝は早い、4時過ぎに起きている。 6時前には朝食だ、用意ができたと Ukhrul から同乗してきた12歳くらいの女の子が綺麗な英語で知らせに来た。 

この後、この子が何かと面倒を見てくれる。 しかも、台所では食事の支度など率先して手伝っている。 嫁さん貰うなら、村の人が良いかも? 兎に角皆良く働く。

 食後やることがないので、ぶらぶら村を散歩。 通りがかる村人は皆気軽に声をかけてくる。 英語のできる村人はいろいろ話がしたくて、そばを離れない! 8時過ぎ、ぼ~っとしていると、村人が近づいてきた、英語は離せないらしいがしきりに何か指をさして言っている。 

そして反対の方向にも指をさして・・ 想像して、そうだあっちが日本で、こっちがデリーだ・ とか、勝手なことを言っていたら、近くにいたおばさん連中が大笑い・ 言葉が通じていないのに話し合っている・ と言っているのだろう。 

 その親父、こっちへ来い・ と、後ろを振り返りながら手招きをする。 なんだか分からんが後をついていくと、家の前で大きな声で怒鳴っている、どうやら村人を紹介すると言っているらしい。 

家からおば~さんが出てくる。 Good Morning! と私から声をかけた。 次から次と家を訪ね、おおよそ30件位挨拶をしただろうか、親父は、日本人だ! と言っている。 中には昔のことを思い出してか、涙を流しているものもいる。 

この親父さん、村全部を回ったわけではない、反対側の斜面のきつい場所は行かなかった。 その先には教会がある。  

 その後、近くにいた子供3人に声をかけて教会に連れて行ってくれるように頼む、ついでに、こちら側にある家にも挨拶をしたかったからである。 途中の家に入り込んで挨拶をする。  

坂道を下っていると、上ってきた子汚い親父が、握手を求めてきた。 口の周りは何やら食っている最中か、ベタベタである。 握手、 あ~! 手がぬるぬる・・・・  こいつ、今度はこの家にも・ と、私の袖をその手でつまんで・ あ~、汚れた! 坂道の途中の家に連れて行かれた。 

終わった後、別の家に・と 言うので、足早に服をつかまれないように先を歩き出す。 子供たちもずっとついてきている。  そんなわけで、概ね80%位の家を回った。