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日々のちっちゃなヨロコビを見つけたい

氷見の魚

2009-02-22 22:02:45 | モロモロ

日本最後の三助さんのいる銭湯のブログを読んでいたら、お料理のお上手そうな奥様(お嬢様?)のやっているブログがあって、なんとな~く読んでいたら、美味しそうなお魚のたくさん入った箱が届いた日があった。


「こんな新鮮なお魚、いっぱい食べたい!!」と思って読んだら、「氷見の魚は世界一!」と書いてあった。

おーーーー、これは氷見から届いたお魚なのーーー
行く行くーーー、来月行くよーーーーー!

 

行くってか、本当に行くのはその隣の高岡市だけど~。
前日から入って周辺観光するから、「氷見に行って美味しいお魚食べたい!」と、行くとこリストに入れてたんだよーー。
ムフフ、楽しみ

 

なんか送ってくれたのは、海辺にオーべルジュを開いている漁師さんらしく、そのHPを見てみたら、料理が美味しそうで、美しい海辺に建っていて、極上の海の景色を見ながら入れる露天風呂の有る素敵な宿だった。


「ここに泊まりたい!」と、思って電話してみたけど既に予約でいっぱいだった・・・・。

ちっ・・・・・、出遅れた・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ!!
そーだった、あそこ3連休だったんだ・・・・・・・・・。
やばい、早く宿決めよう

 

宿よりも気になっていたのは、うみほたる。
海ほたるが見たいんだよぉぉぉおーーーーー

昔、"富山のあの辺はうみほたるの宝庫"、と紹介しているサイトを見て以来、ずっと行ってみたかった憧れの場所なのだ。
彼らはシーカヤックで夜の海に出て、自分の航跡に現れる明るく真っ青な神秘的な光の帯に狂喜していた。

超羨ましかった~

だから今回のトニコンツアーの遠征先からも富山を選んだ。

 

 

海ほたるって、全然人に知られていない・・・。
あんなに綺麗なのに・・・・・。

海ほたるは、海に住む夜光虫の一種。
刺激を受けると、とても明るいネオンブルーの液体で周辺を染める。
あんなに小さい虫が、あんなに明るい光を出せることに驚く。
すっごく不思議な生き物。

 

昔ダイビングにハマっていた頃、よく沖縄の離島に通っていた。
飲み屋も食堂も一軒も無い本当に小さくて素朴な島で、潜って、民宿のおばあちゃんの作ってくれたお弁当食べて、昼寝して、また潜って、おばあちゃんの作ってくれたおやつ食べて、泳いで、昼寝して、おばあちゃんの作ってくれた晩ご飯食べて、夜の海に潜って、最後はインストラクターの家に毎晩集まって遅くまで酒盛りして、また翌日同じメンバーで潜りに行った。

地元のおじいちゃんに話しかけられてもただの一言も理解できない、圧倒的アウェイ感が、外国に来たみたいで楽しかった。
おじいちゃんはこっちがさっぱり判ってなくても、全く気にも留めずずっとお話をしてくれた。
こっちもすっかり島時間でのんびりしていて、何分でもそばに立っておじいちゃんのお話を楽しく聞いていた。

 

夜になると、空には本当に数え切れない数の星がぶわーーーーーっと空を埋め尽くしていた
子供の頃からネオンギラギラの渋谷で育ち、しかも目も悪かった私は、空に10個以上の星を見るチャンスがほとんど無かった。
当時はスモッグもあって空が今よりクリアでなかったので、余計東京では星は見えなかった。


だから「天の川って・・・・・本当に川のようにダイナミックに大空を蛇行して流れているんだ」、ってあの島で初めて知った。
毎晩天の川を見るために、懐中電灯一つ持って真っ暗な闇の中を歩いて桟橋の突端まで行き、そこに座っていつまででも空を眺めた。
楽園だ、と思った。

 

そんな毎日で一番好きだったのは、ナイトダイビングの時だった。
でスポットまで移動する時に、(ほんとはいけないらしいんだけど)船長さんが一瞬船の明かりを消して、スクリューを回転させてくれるのだ。
パッと電気が消えた瞬間、右も左も上下の区別さえもあやふやになるくらいの漆黒の闇に包まれる。
そこで海中のスクリューを回すと、その振動にビックリした海ほたるが一斉にぱーーーーっとネオンブルーに光るのだ。
海の中にスポットライトが当たったように、ブワーーーーッと青い光が広がる。
船の周辺が驚くほどに明るくなる。
こんなに綺麗なもの、この世にあるんだ??」と思うくらい感動的な美しさだった。
あの感動をもう一度味わいたいのだ。

 

宿泊は断られてしまったけど、お電話に出てくださったお父さんに、「その辺で海ほたるは見れますか?」と聞いたら、どうやら見れるらしい。

ただ、普通に岸から見るんじゃダメなんだよねぇ・・・。
お父さんも、「夏場に夜の海で泳ぐと、自分の周りが光る」という程度の認知度だったし・・・。
夜に初心者を連れてシーカヤックツアーしてくれるショップを探したいところ・・・。
でも、時期的にちょっと海遊びには早いんだよなぁ。

最悪、今回はいろいろ現地リサーチしといて、また夏に再訪するか・・・

 

 

 

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三助さん

2009-02-22 19:51:20 | モロモロ

録画してあった、クマグスの銭湯編を見た。

三助さんって、もう日本に1人しか残っていないんだね~。

 

子供の頃、家の向かいが銭湯で、他にも近所にいくつか銭湯があって、夕方になると母と一緒にそのどこかに行くのが日課だった。

あの頃の銭湯はご近所の社交場で、いつでもすごくたくさんの人で賑わっていた。
渋谷にだって、まだまだ銭湯通いの人たちがいっぱい居た。
銭湯に行けば、必ず友達の誰かしらに会えた。
 

湯上りに買ってもらうイチゴ牛乳は、ほんとーーーーに美味しかった

でっかいお釜みたいなドライヤーに入って、その中で長い髪の毛がグルングルン回るのが楽しかった。

 

銭湯には、三助さんも居た。

三助さんはもちろん男の人で、女湯に何事も無いように突然スタスタと入ってくると、子供ながらにちょっぴり気恥ずかしかった。

あの頃でも、やっぱり女湯ではあまり三助さんが背中を流してる様子は見られなかった。

でも番組で見たら、背中は流してくれるし、そのあとマッサージもしてくれるし、なんだかすごく気持ち良さそうだった~。至れり尽くせり~

こんど日暮里に行くことがあったら寄ってみたいわ斉藤湯。

 

ペンキ絵職人さんもカッコよかった
やっぱ銭湯には富士山が無いとねーーー。
あんなに大きな絵を、たった一人で5時間で完璧に仕上げるなんて!!!
すごい!すごい技術だよーーー
 最高!職人さんって素敵だね。

 

でも、ペンキ絵職人さんも、もう3人しか居ないなんて・・・・。

絶滅の危機・・・・・・・・・

もったいないなぁ。

 

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