今日、部長に呼び出されて、部長も今月いっぱいで他部署に移動が決まって、あの部署から居なくなると聞いた。
会社での、私の最大の理解者。
二人とも11年前にちょうどほぼ同じタイミングで入社して、ずっと同じ部署で苦楽を共にしてきた。
もう何をするにも阿吽の呼吸で、お互い気持ち良いリズムで物事を進めることができたし、ワタクシのことをいろいろ分かってくれているからこそちょっとした我儘とかも言いやすくて、そしてとってもとっても穏やかで優しくていい人で、あの一時的な腰掛けのつもりの会社がとても心地良い場所になって、ついついこんな長い期間所属してしまった最大の要因は彼女の存在だった。
もし、ワタクシのクビが繋がっていたとしても、彼女とはここでバラバラの道に進むことになってたんだなぁ・・・
そして、たった5人の少数精鋭部隊だったのに、ワタクシと彼女が同時に抜けるのに、本社の方針でバックフィルの無いまま3人体制で今までの仕事を回すようにとの指示らしい・・・。
そして所属も、本社直属でなく、アジア地区の別の国の管轄に変わるらしい。
ん?上司が外国人になるなら、これから会議、メール、電話、全部英語だな・・・。
うわ、めんどくさい!
・・・・・・・・・・・・なんか、激変のタイミングのようだ・・・。
これはね・・・・・・・・・、残るみんながお気の毒だけど、たぶん、辞めるには最高に良いチャンスだったと思われる・・・。
自分、やっぱほんとついてるわぁ。
自分は以前の会社で、お友達になれたと思っていた人が仕事ですっごく悩んで落ち込んで泣いている時に、
「何でも相談してよ、友達でしょ」
って言ったら、
「友達じゃないよ!同僚だよ!!!」
と言い放たれてものすごーーーいショックで、それ以来、誰が自分の友達で誰が同僚なのか線引きが分からなくなってしまった。
部長にもそれで心に大きな傷を負ったこと、それ以来トラウマになっていることをだいぶ前に話したことがあって、今日は「別々の道に行っても、友達だから!!」って言ってくれたのが、とにかくめちゃめちゃ嬉しくて、普段会社で泣くことなんてないのに、今日はポロリと泣いてしまった。
ほんと、いい人に会えて、よかったにゃ~。
人との関わりをなるべく避けて、避けて、避けて暮らしてきたワタクシの、数少ない友達の一人。
これだけでも、あの会社に勤めてよかったなぁと思えた。