前回に続きまして、不動岩~蒲池の後の事です。
我が故郷の誇りとも言うべき、鞠智城公園に行きました。この日は月曜日だから、資料館は休みだと、
思っていましたら、偶然にも、開いておりました。

この鞠智城については、過去のこのブログに書いております。以前からご訪問頂いておられる方は
ご存知かと、思いますが、こちら、そしてこちらに、書いておりますので、合わせてご覧下さると
嬉しいです。今回が、ちょっと詳しいです。
正面に見えますのが、長者館で、食事処になっております。


そして、向かい側に建っていますのが、温故創生館で、資料館になっております。立派な建物で、
中には、職員の方や、ボランティアの方たちが、居られました。

広場の方から見ますと、こんな感じで、一階が展示スペース、二階も展示室や休憩室があります。

この鞠智城についての説明板がありましたので、こちらを見て頂きますと、良く分かりやすいです。

この日は、特別に4名を、ボランティアの方に、案内して頂きました。分かりやすく説明して
頂きました。元は町役場の方だったそうです。よく勉強されていました。
偶然ですが、一緒に行ったA君の叔父さんも、役場に勤められていたのですが、その部下だったと、
分かりまして、びっくり致しました。まあ同じ町のことですから、こんなこともあるでしょうね。


館内には、このように模型も作られていて、分かりやすかったです。

この写真は、ここで出土した、青銅菩薩像の発掘場所の模型でした。
先ほどの、説明板を読まれた方は、お分かりでしょうが、この鞠智城は約1300年前に造られた、
山城で、唐や新羅両国の侵攻の脅威で建てられ、大和朝廷から、兵士が派遣されていたもので、
その様子が、模型で展示してありました。


これらの兵士は、今で言う、単身赴任だったようで、その心情を詠ったものが残されていたよう
ですね。読むと、切なさが伺えますね。

二階の提示室からの眺めは、こんなものでした。この日は雨が降っていまして、あまり散策も
出来ませんでしたが、園内は広大で、散歩には十分すぎる広さです。

玄関正面には、ここのゆるきょらでしょうか、ころう君が迎えてくれていました。

この鞠智城公園を、貴重なたくさんの資料もありまして、ぜひ国立のものにしたいと、運動を
されて、署名活動も実施されていましたので、故郷のため署名に協力させて頂きました。

もうお昼に成りましたので、何処かで食事を取ろうと、T君が一緒にと女子有志に連絡しましたが、
集まったのは、急だったので、一人だけ合流されて、菊鹿町の矢谷渓谷の「一寸法師」に寄り
ました。雨の日というのに、家族連れで賑わっていましたが、何とか席は確保できまして、
山女料理のセットを頂きました。とても、美味しかったです。
山女の塩焼き、刺身、天ぷら、煮付けなど、お腹一杯です。
みんなで、釣堀も楽しめますし、釣った山女を食べることももちろん出来ます。

お店の雰囲気は、こんな風ですよ。夏は下に渓流が流れていますので、とても涼しいです。

食べるところは、右側に成り、写っていません。
近くに行かれましたら、こんなお店が何軒かありますので、新鮮な山女を、ご堪能くださいね。
この後、またT君に、山鹿市街まで、送ってもらって、16時前には、北九州に出発しました。
心配した渋滞も会ったのですが、そんなに酷くなくて、無事帰り着きました。
いろいろお世話頂いた、T君、ありがとうございました。お陰で楽しい故郷を味わうことができました。