Carpfishingにおける危機管理のひとつに、私の場合では、竿とリールを鯉に持っていかれるということがあります。これまでも数回経験して来た事です。ロッドポッドよりもバンクスティックの場合の方が危険性は高いと思います。
日本では欧米に比べ、バンクスティックよりはロッドポッドを使う場合が多いと思いますが,バンクスティックの場合、ドラッグを緩めるのを忘れた場合に、鯉がかかった際、道糸が引っ張られ、結果的に竿が持っていかれそうになった場合に、フロントのバズバーは一本の支柱で固定されている場合が多いので、回転してしまいますが、ロッドポッドの多くの場合はバズバーは2本の足で固定されていますから、回転はしないので、竿が飛び出す確率は低くなります。
この様なこともあって、イギリスのJAGというメーカーからはバンクスティックで竿を固定するアイテムが発売されています。しかし、値段が5000円以上もするので、買うには二の足を踏んでしまいます。
そこで、今回は自作を試みました。当りがあって竿を持つ時に素早く竿が持てることが求められますので、ワンタッチで、固定部分が解除される必要があり、大前提として、竿が固定されているということを念頭に。材料費は400円弱でした。何でもないものですが(笑い).
バンクスティックとロッドポッドの両方で使えますが,構造的に完ぺきなものは難しいものの,少しは危機回避につながると考えています.これを使う上では,ロッドレストは高さがあるものの方がベルトが引っ掛かる度合いだ高く有効であると思います.写真で言えば,バンクスティックのロッドレストよりロッドポッドのロッドレストの方が良いかも.実際の有効性はもう少し確かめていかないとなんともいえませんが.
日本の鯉釣りの場合,釣り人口も少なく,いろいろな仕掛けやタックル等に関して,自作や流用などがおおく,その点では釣り人口が日本に比べて圧倒的に多い,イギリスでは,Carpfishinngに関するアイテムタックルも日本と比べ物にならないくらい多く,それを使うことが多くなります.しかし,日本に入ってくるものは種類も限定されるので,結果として,ショップ依存度が高く,特に竿などは非常に偏ったものが日本では流通しているように感じます.それが良いものであれば,問題はないのですが.
竿だけでなく,餌に関しても,イギリス等に比べて,ヘンプ(麻の実)やタイガーナッツを使う頻度が少ないように感じます.リールに関してもクイックドラッグなどが使えるのは,日本製ではダイワだけで,鯉釣り専用のリールは種類も非常に少なく,UKのダイワやシマノのものを日本で手に入れるのも容易ではなく,簡単にできる釣りではありますが,本格的にやり始めるとタックルをそろえるだけでも難しい釣りだとも言えそうです.
なお,タイガーナッツは亀対策にも有効そうなので,今後は試していきたいと考えています.