リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

琵琶湖沖島釣行

2018年07月23日 | 琵琶湖
琵琶湖の沖島にT氏と3週間前以来の2回目の釣行。

前回は土曜の朝一番の船で,堀切港を出発しましたが、今回は時間の都合を付けて、金曜の夕方6時半の船で堀切港から出発しました。

前回の釣行では、夜の0時から朝の6時にかけて当たりが集中した為,この時間帯を狙いたいということでの試みでした。乗船すること10分で沖島港に到着です。



堀切港からは早朝7時から1〜2時間間隔で夜の9時まで船が出ています。さて、釣りに関しては,所謂、担ぎ込みになりますので、堀切港迄駐車場から、そして船に乗せて沖島港から釣りのポイント迄を荷物を限定してどう運ぶか等がまず課題になります。

実は7年程以前に単独で沖島に釣行したことも有り,島の様子はある程度把握していたものの、その後大ゴイ研究所の高橋氏のアップされた動画を参考にさせていただき,私は折りたたみ式のキャンプ道具等を運ぶカートに荷物を乗せて、T師はCarpFishingではおなじみのバローを使って荷物を運びました。最低限の荷物としては、テント、マット、竿2本とリール2台、ネット+タモの柄(釣り座に依っては、3m以上の振り出しが望ましい)、ロッドポッド、タックルボックス、餌と折り畳み椅子、バケツ、アンフッキングマットとスケール、ヘッドライト,他に蚊取り線香や虫除けスプレー、除菌ティッシュ、クラーボックスと食料と水等。食料に関しては、おにぎりとパンを主体にこの時期なので,日持ち考えました。更に,水分補給の為にペットボトルを凍らして保冷剤代わりに使いながら荷物の軽減を図りますが,板氷も有効かも知れませんが、この時期はコンビニで売り切れている可能性もありますので注意が必要です。更に,着替え等も必要なので,土曜の釣行のためには、月曜あたりから少しずつ荷物を整理して準備するのがいいかもしれません。なお、クーラーに関しては,重さや保冷力を考えて、市販の発泡スチロールの青い色の物で,ひもの付いたものが便利かと思われます。とにかく荷物を必要十分な量で、運べるものということで、色々工夫することで、新鮮な気持ちで釣りに臨めます。

今回我々が竿を出したポイントは一人での取り込みは危険なので,二人以上での釣行が望ましく思われます。高橋氏の出されたポイントでは、一人でも取り込みも何とか可能ですが,実際は経験することでわかることが多いと思います。また、港ではトイレと自販機はありますが、それ以外は何もないと思われますし,ゴミも各自で持ち帰る必要がありますので、帰りには空になったプーラーボックス等にゴミを入れて持ち帰ることにします。

釣り座から湖東を撮影した写真です。


沖島に着き,釣り座まではカートを引きながらですが、近くの防波堤なので、距離は短く、簡単に運べます。その他にもポイントいくつか調べましたが,移動距離等を考えたりするとカートよりバローが便利かと思われます。防波堤のポイントは深いところで,水深が8m程有り,水面迄3m程有りますので,竿はロッドポッドを角度を45度くらいつけて、ロッドレストはキャップ形式にします。防波堤の上からの取り込みになりますので,振り出しの3m以上の長さのタモの柄が必要になります。また、取り込みは二人で行わないと危険です。また、防波堤に上るための脚立に替わるものが必要になります。そんなこんなで、何と竿を出して,深夜から早朝にかけての時間帯に期待をしたのですが,波の音に静かに寝ることもできない上に、漁船が夜の11時以降より出航するためエンジンの爆音にとても寝ていられない状況です。

3週間前の釣行では、土曜の夜だったのか漁に出る船の騒音に深夜悩まされることはなかったのですが、今回は金曜の夜で、これに参りました。深夜0時くらい迄は波音に悩まされ,それ以降は漁船の爆音に悩まされやっと静かになったのは明け方くらいでした。それ以降は帰って来る漁船は来るのですが、結局期待した夜の当たりはなく、朝を迎えました。朝からぽつぽつと当たりは有り,60cmクラスの鯉は上がりましたが,期待する大型の当たりはなく,土曜の夜を迎えます。

土曜の昼間には,船を使って、N氏が差し入れを持って陣中見舞いに見ていただき,見知らぬ不審者と見間違え、大笑いしながらの楽しいひと時を鯉釣り談義で過ごす事ができました。この場を借りて、N氏に御礼を申し上げます。ちょうどN氏が来ていた時に,当たりが有り、取り込みの一部始終を見て納得されたようで今後の参考にされればと思われました。

さて、土曜の夜になって、風が強く、とは言え前回の突風を経験しているので,今回の風には対応すべき心の準備もできていましたが,やっと日も暮れて夜の帳がおりかけて8時半にT師の竿に当たりが有り、80台の鯉が上がりました。前回の釣行でも90cmを上げているT氏なので更にサイズアップを期待したいものです。

風も相変わらず吹き荒れている中で波の音を聞きながら10時半に待望の当たりを知らせるバイトアラームの音、今度は少し重量感のある手応えを感じながらのやり取りになります。藻が絡み,暗い防波堤でのやり取りに慎重なやり取りをしながら、T氏の差し出すネットに何とか納めることができました。87cmの鯉でした。


深夜の0時を回り,止むと予想していた風も相変わらず吹き付け波の音に悩まされて、今夜はないと予想していた漁船は金曜の夜程ではないものの、その騒音に悩まされました。結局その後は夜明けを待つだけになりました。朝になって以降は、ぽつぽつと60cm前後のあたりはあるものの、大型の当たりは貰えず,87cmを頭に6本程の釣果でしたが、色々勉強させられた前回と今回の沖島釣行でした。次回はもう少し秋になってからのチャレンジになりそうです。

普段車の近くでの釣り方になれていると、今回の担ぎ込みにも新鮮な視点で望むことができました。本来のCarpFishingかも知れません。その意味で原点回帰の釣りになった感じの今回の釣りでした。反省点や課題はまだかなり有り、まだ50%位の満足度と言えるのでしょうか。そんな印象の今回の沖島釣行でしたが、木陰が有るポイントでしたので、この暑さにも耐えれたのだと思われました。





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