リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

スタイルの変化の兆しか?

2018年08月12日 | 鯉釣り日記
京都へ出張の帰り、余呉湖へ直行することに。しかし、京都東から草津まで自然渋滞に逢い、余呉湖へ着いた頃には、真っ暗になっていました。途中のコンビニで,このところの定番になりつつある、板氷と麦茶と蕎麦や火器を要さない食料を買って、車の充電も行いながら、ゆっくりと余呉に向かったことも遅くなった原因ですが。

このところの余呉湖は、例年にない猛暑の影響も有り,殆ど鯉の食い気もない状況ですが、この時期に竿を出せる木陰のある余呉湖は貴重なフィールドなので、私にとっては、余呉湖に来始めて以来の夏休みの定番でもあります。最近の余呉湖は,10年程前に比べて、夏だけでなく,本当に釣れなくなって来て,特にこの3、4年はその傾向は顕著です。

以前は、常連さんも多く,地元のアングラーより他府県のアングラーの方が多いくらいでしたが,最近はそんな常連さんも少なくなって来ています。今回は,木曜の夜から入って,土曜の朝に納竿したのですが,土曜に帰る時には4組程で、いつもの土日に比べても半数以下のアングラーしかいない状況です。とは言え、当たりが少なくても、鯉釣りのフィールドとしては、木陰も有り,快適に竿を出せるポイントには変わりないと思われます。

さて、今回のポイントは前回と同じポイントで,最近は誰も竿を出していないところで、再度チャレンジしてみます。琵琶湖からの水の流入と余呉湖からの放水の関係で湖面にも水の流れが感じられるのですが,通常はこういう状況では,琵琶湖からの流入口のところが一つのポイントになるのですが,今年は水の流入も止まることがない状況で,例年とは違って、そのポイントでの喰いも期待できない状況です。しかし、小さい方の流入口の方では関東ナンバーのアングラーが2組陣取り,狙っていますが、釣果はどうだったのでしょうか。

喰ってくる時間帯は、この時期は夜か,早朝なので,その時間帯に狙いを定めてフィーディングは少なめに、かつ繊細な仕掛けで、時間をかけて丁寧に竿をセットします。汗をかかない程度にゆっくりと準備をします。車に入ってもクーラーをかける気温なのですが、今回は少し雲も多く、少し雨粒も落ちたような気配もあり、幾分過ごしやすい状況です。



竿:UKdaiwa ベイシアAGS 12ft 3lb
リール:UKdaiwa トーナメントISO 5000 QD
バイトアラーム:DELKIM
ロッドポッド:UKdaiwa ランチャー





今回も遠投を意識してのタックルです。竿に関してはAGSガイドなので、遠投が可能で,更に同じ3lbでもマッドドラゴンに比べてカーボンの材質の影響も有り、竿全体のハリが有り遠投可能です。ガイドの径も50mmが最近は主流ですが,私は大きなガイドは好きになれなくて、40mmmまでのガイド径の竿しか使っていません。使っている道糸がフロロカーボンなので,糸よれ等による巻癖も少なくガイドの当たることによる抵抗の少ないので、50mmのガイドは必要ないと考えています。



リールはもう10年程使っているもので、クイックドラッグが鯉釣りに関しては基本的な機能の一つであるので、重宝します。2年に一回程,オーバーホールしていますが、故障もなく自分の腕の一部になっている感じです。最近はモデルチェンジしてこのモデルは廃盤になりましたが、クラシックタイプのカラーも含め気に入っているタックルの一つです。糸の巻量も4号で300mで今の自分のスタイルに合致するのもありがたいです。重量は500g程度でこのクラスのリールに比べ80g程軽量なので扱いやすいのも特徴です。



バイトアラームに関しても、もう10年程このDELKIMを使っていますが、竿・リール・バイトアラームに関しては、ユーロカープさんから購入しましたが、30年程前からF氏とは鯉釣りを通じて色々教えていただき,氏の商品に対する基本的な考え等もなるほどと考えられますし、アフターケアも万全で、こうして10年以上使える良い商品が使えていることを再確認している現在です。その意味では次の写真のロッドポッドのランチャーもその一つであると言えるでしょう。



このロッドポッドも10年程前に購入した物ですが,故障もなく,足下がフラットでないような石畳のような余呉湖のポイントでは特に重宝します。また、沖島での竿を立ててのスタイルにも適応でき、その製品のクォリティーの高さが窺えます。足の開き具合も広くできるようにユーロカープで改良してもらい、3ロッドのロッドレストにショップのアドバイスで変更して現在に至りますが,10年経ちその評価を含めて、今一度振り返ってみるのも良いかなと思います。

振り返って、最初は値段が高いかなと躊躇して、安い物を買い、暫くして、やっぱり値段が高い方の製品が良かったと、高い方も購入してしまう,所謂安物買いの銭失いということが、この釣りでは特に言えそうですが、皆さんはどうでしょうか。その意味では,私も失敗を繰り返して今に至っていますが,倉庫にはいろいろなアイテムが特に今はめったに使わない物を中心に眠っています。ただし、時には,マンネリ化した自分のスタイルを見直す際に、再度使えるタックルもあるので、たまには,今の自分のスタイルを冷静に見直すことも大事かと思います。例えば,車で横付けのスタイルになってしまうと竿を出すポイントが限定されて、足でポイント見ることも少なくなり,結果的に自分の鯉釣りの幅を狭めてしまい、基本的な目を曇らしてしまいがちです。これは自分の反省も含めての感想ですが,皆さんはどうでしょうか。

鯉釣りの基本はポイント選びが70〜80%で有ると考えていますが,それを考えるとポイントを選びの際に車の駐車が主眼になるとポイント選びの目が曇りがちになりますが、ときには、担ぎ込みをしながら、基本に戻ることも大事だと考えています。特に,最近行った沖島遠征等でこのことを実感して、再認識したところです。そういう点で,イギリス等のカープフィッシングのスタイルは基本、担ぎ込みですね。日本ではめったに見られないバローやビビーテント等、その便利さや機能性を再確認しています。

そこで、餌も含めてタックルを考える時に,最近は各ネットショップを眺めてもそれぞれのショップが、商品の特化が進んでいるように感じます。以前はそのショップで何もかも揃っていたような感じでしたが、最近はそのショップで特徴があり、その特徴に合わせてユーザーが利用するような状況のような印象が有ります。本格的にユーロスタイルが日本でも始まり、10年が経ち,タックルだけを考えても最初は新しいタックルの紹介とその広がりの時期から一通りその広がりも一段落して,選択の時期に入り,今やその評価の時期から新しい時期にさしかかっていると思われます。

紙媒体の情報からデジタル情報になり,更には動画の情報提供になりつつ有る中で,それに振り回される状況から、選択の状況に向かっているように感じます。そんな時期は、アングラーの数が減ったりすることもありながら、熟成したスタイルも見直される時期なのかと思っています。To be continued.











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