リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

10年使えるタックル

2018年08月31日 | 鯉釣り日記
 毎回の釣行では、何かしらトラブルに見舞われたりするものですが、今回に関しては,雷雨に見舞われて、道具類が雨に濡れて、それも原因の一つかもしれなくて,実はタモの柄が持ち手部分のところからボキッとまっ二つに折れてしまい、驚きました。



 この柄はもう30年以上前に買って,石鯛竿と両軸リールの組み合わせの日本式のタックルでやっていた頃にからの物で,嘗て山田勳名人も使っていたという物でしたが,3本継ぎで,長さが3.6mでグラス製です。3本継ぎで3.6mという長さが使いやすい要因です。柄の尻の部分のキャップが壊れても使える為と伸ばす時はあまり関係ないのですが,最後の取り込みの際にちじめる際に指に当たらない為に写真のように熱収縮ラバーを巻いています。一般的な振り出しのタモの柄には、このように熱収縮ラバーを巻くことで,利用価値が増すと思います。
 今回は10年以上使って来たタックルを紹介していきたいと思い、まずついに限界が来たこのタモの柄から始めました。幸い折れた箇所は元竿部分の下から30cmくらいの部分なので実際のランディングには支障はありませんでした。また、ネットとの接続部分は,ネジの規格が合わないので,変換ネジをつけています。この変換ネジは以前NGCARPさんから購入したものです。

 さて、次は竿とリールになります。



 この竿はマッドドラゴンという竿で,Daiwaが、ユーロスタイルとして初めて製品化した竿で,使いやすく、今もメインロッドとして,使っています。特に,初めてのポイントとかには、まず使う竿です。特徴は,12ft、3lbで285gという軽さと,ガイド数が7個で、CarpRodの中では柔らかい。長く使っているということもあり,私の中では感覚的に基準となる竿です。10年使ってみて、初めてわかる製品の価値もあるかと思う中で,今後も使っていきたい竿の一つです。これより新しいマッドドラゴンも使いますが,感覚的にこの竿がメインになります。
 リールはこのブログでも何回も写真で使っていますが,UKDaiwaのTournament ISO 500QDでこれももう10年になるかと思います。日本の製品としてハンドルのブが木製でないものがありますが、日本製の場合はQD(クイックドラッグ)でないので、使っていません。替えスプールだけUKDaiwaから購入して日本製のトーナメントISOに付け替えるということを実践している方ももおられるかと思います。クイックドラッグは鯉釣りのスピニングリールに関しては、必要な機能だと使ってみることで再認識できます。両軸リールの場合はドラッグ位置の関係でスムーズなドラッグ操作が可能ですが、スピニングのフロントドラッグではこの機能は重宝します。
 2年に一回程度のオーバーホールを行ってきましたが、トラブルもなく,現在に至っています。

 小物に目を移すと,これも考えてみれば10年使っている物の一つで,ラインを切るハサミです。



 特にハリスや道糸、更にはPVAの袋等カットする際に常時使っていますが,刃の先が丸くなっていることもポイントかなと思いますが,小さいので,タックルボックスにも邪魔にならず,常時2個入れています。SNOWPEAKの製品です。常時複数個入れている道具としては,他にニードルもあるかと思いますが、嘗て,釣り場でニードルがなくて困ったことがありますので、それからは、常時2個入れています。私は,ダイワのニードルが今のところ重宝しています。

 次に足下を見て,10年以上使っているのが,長靴と靴です。





 バーバリアンチーフテンブーツで昔から有名なアウトドアーでは定番の物ですが,いまだに足にぴったりして重宝していますが,特徴は、膝下まである長さかなと思います。更にバンドでの締め付けで紐だとその紐に秋の草の実等が付着して穫るのが面倒になるので,このタイプを使って正解でした。ゴムの質が良く、長く使える物として信頼しています。長く使っているので,かかと部分のゴムが、すり減ってきて、対応を考えています。普段の靴のサイズよりワンランク小さいサイズが、履きやすいかと思います。靴は、LLBEANで買った、今は廃盤になっていますが,ポルトガル製のROCKPORTという製品です。ある時期から手入れをし始め,底を張り替えたりしていますが,その際、店員さんから、底を張り替えたりしながら手入れしていったら,50年使えますと言われたので,それをきっかけに思入れが強くなった靴です。一ランク大きいサイズの同製品を、もう一足平行に使っていますが,確かに,これは現時点で20年以上使って来て愛着がある靴の一つです。手入れとしては,砂泥を取り除き,クリーナーとワックスを吹きかけ、シューズキーパーを入れておく程度ですが。

 写真を撮っているメインのカメラも10年以上前の一眼レフですが,NIKONのD40という製品です。最近は、スマホでも、うまく写真は撮れて、デジカメの役割を補っていますが,一眼レフならではの画像もあるので、いまだに使っています。望遠レンズ迄は、手が届かないので,水鳥等を穫りたい時等は、CANNONのPowerShotSX50HSという製品を使っています。実は,娘が川崎でCANNONに勤務して研究開発をしているので,CANNONの製品に統一したらと思うのは親バカのようですが、一眼レフは、娘が勤める以前から使っているので現在に至っています。



 最後に、最近はこれがあるので,疲れもなく,また本も読めるという椅子です。



 最近は、荷物になっても、それを犠牲にしても積み込んでいる椅子です。廉価版のUKDaiwanoのmissionブランドの製品ですが,高さが、私にぴったりのローチェアーです。もう廃盤の製品ですが、最近は、ますます必需品になっています。琵琶湖の沖島釣行でもカートに積んで持っていったので、今の自分には欠かすことができないタックルの一つかなと思います。

 視点を変えて、長く使っているタックルのいくつかを見ていると、自分の釣りの過去からの軌跡も浮かび上がって来て,アルバムを捲りながら,ひと時の鯉釣り談義を一人行ってるような感覚です。



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