リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

12月余呉湖24時間釣行

2022年12月13日 | 余呉湖
 12月の中旬のこの時期に竿を出したことのない余呉湖への24時間釣行を行いました。暖かさを感じ、雨も降る予報があり、その後寒波が来て雪にもなるというので、その前の1日でなんとか当たりが貰えるかもと、月曜の朝に家を出発して、余呉湖に到着したのは10時過ぎでした。家から2時間半ほど車でかかるのですが、月曜日でもあるので、道は混むこともなく、また日差しも暖かさを感じられるので、一回の当たりに賭けての釣行です。時期的にも、今年最後の余呉かもしれません。

 実はこの冬のシーズンを琵琶湖、余呉湖などで狙ってみたいと思っているので、手始めにまだ冬の厳しさもないこの時期なら、面白そうだと感じての決定でした。


湖には誰も鯉釣り師どころかバスマンもいません。月曜でもあり、さらにこの時期なので、当然と言えば当然ですが、湖畔に佇むと自然の中の自分を意識するものです。
 

昼間は、竿の準備をしていると上着を脱ぎたくなるような日差しです。竿を出し終わったのは午前の11時くらいでした。ポイントは湖面を眺めながら水鳥がたくさんいるところを目安に、2ヶ月ほど前に竿を出したところです。その時よりは水位が1m以上上昇しており、釣り座から水面までの足場の悪かったところも少なくなり、少し安心です。

 岸から60mほどの距離にいつものこのところの餌の打ち方で、シンプルな仕掛けでフィーディングも少なく、それでも最近の釣果からある程度の確信もあるので、気持ち的に迷いはありません。人が聞けば、びっくりするほどのシンプルな仕掛けです。それでも、9月以降毎回当たりも有るので、迷うこともありません。

 車内を片付け、昼食をゆっくり取りながら、小春日和を堪能しながら、余呉湖を独り占めしているくらいの状況です。午後の3時になり、コーヒーを飲んでいると目の前の竿に当たりです。1投目からの当たりか!とびっくりです。竿はFreeSpiritの12ft Hi s 200で3.5lbのしっかりしたCarpRodなので、最近慣れて来たこともあり、体の一部のような感触で使えています。いい引きを感じながら15分ほどやりとりしてネットイン。
 

95cm、14kg以上ある良型です。この一本で、今回の釣行を終わっても良いくらいですが、せっかくはるばる三重から来たので、まだ24時間まで20時間近くあるので、残りの時間はのんびり過ごせるかなと余裕のある気持ちです。その後もこの同じ竿に連続であたりが集中し、結局夕方に94cm、早朝に75cmとサイズダウしながらの釣果でした。
 

この時期にこれだけ同じ竿に連続的にあたりがあるのも珍しく、天候的にも恵まれたのかもしれません。しかし、雨の中の取り込みはなかなか辛いものがあります。これで今回の釣行も終わりかと思い始めていた朝の7時に少し離して打ってあった竿に初めての当たりです。
昨日と違って、夜からの雨で朝の余呉湖の雰囲気はまるで別世界です。
 


少し柔らかい竿(ダイワのマッドドラゴン12ft,3lb)だったのですが、かなりのトルクと重さを感じさせる当たりです。足場も悪く、釣り座の両脇が倒木の枝が水面に浸かっていて、幅1.5mくらいのところでネットインさせるしかないのです。慎重にやりとりしながら、時間をかけて20分くらいかかったと思いますが、なんとかネットイン。
 そのネットインしたのを釣り座まで石の上を歩きながらなんとか持ち上げたときには、やれやれという感じです。
 

 

 

105cm、20kgオーバーの良型です。満足な一本で24時間の釣行を締めくくることができました。とにかくあまりゆっくり寝ることもできないくらいの、ある意味満足感の感じられる今回の師走の余呉湖の釣行でした。

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