リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

6月の櫛田川UnderWater

2017年06月07日 | 櫛田川
東海地方も梅雨入りして,これからは春のあら食いも一段落して、春から夏の釣りに移行する時期になりました。私の地元の河川では、ミドリ亀が活発に活動して、ボイリーもすぐに喰われてしまう状況で,亀の繁殖が凄まじく、毎年加速度的に亀の影響が大きく現れますが,そのうち繁殖も定常状態に落ち着くのかと思われますが,今迄は、その活動も毎年右肩上がりに増加している感じですが,皆さんのところでは如何でしょうか。

こんな状況で、いつもの年は、ゴールデンウイークが過ぎれば、亀の少ない琵琶湖や余呉湖にいくのですが、仕事以外に自治会長迄仰せつかって、時間がなくて遠征はなかなかできない状況なので,地元の櫛田川を久しぶりに短時間の釣行で攻めています。

しかし、ゴールデンウイーク以降、亀の影響は凄まじく、今回画像もアップしますが,その行動を動画で撮れましたが,ここでは、そのスクリーンショットを添付しておきます。今回は足下に葦のブッシュが有るなだらかな掛け下がりのポイントで、底は砂泥のポイントです。

亀の影響が凄まじいので,今回はダンゴの一本針仕掛けで,ハリはブローバックでポップアップのコーンを一粒付けて、その廻りをダンゴで包むという仕掛けです。すぐにばらけて、遠投が効く、龍王を使います。この餌は米糠が主成分なので,手が荒れずに逆に米糠油で手が綺麗になるので,寄せ餌のパウダーベイツとして常用しています。

ダンゴは画像のように,投げて30分もすれば,外道のカワムツの大群に啄まれ、微かにイミテーションのコーン(黄色く見える)だけが残っています。これは、投入後、1時間程経過した時点の映像です。イミテーションコーンなら亀も喰いちぎることはないことが経験上ある程度わかっていましたが,実際の映像を確認すると驚きです。


亀がイミテーションコーンを銜えたところです。動画ではハリは前足でどけて、コーンだけを銜えました。しかし、イミテーションコーンなので,噛み切れなく苦労しています(笑)。何度も銜えては吐き出し、そのうち銜えたまま引きずっています。その度に、カメラの位置が変わりますが、結果的に一番いい位置にカメラを移動させてくれました。どうですか、この亀の銜えた様子。


ちなみに、この亀は右利きらしく(笑)、右の前足でハリをのけて、コーンを銜えています。

噛み切れないとわかって、暫くすると亀は諦めてコーンを吐き出します。しかし、また暫くするとやって来て、銜えて同じことを繰り返します。亀が餌からは馴れると、またカワムツが集団で,ばらけたダンゴ餌の残骸を啄みます。暫くすると今度はやっと鯉が近づいて来ます。


まだコーンに気がついていませんが,この後,手前から反対方向に向きを変えて、コーンに近づき、バイト!

警戒心は少なく,餌を見つけてすぐにヒットしました。このサイズで72cmです。水中カメラだと大きさがわかりにくいのは、こちらがその映像に慣れていないからでしょうね。
驚いて鯉は一気に泳ぎ出します。
産卵から暫く経過して,体力も回復した時期なので,引きも強く,そのスピードが凄まじく感じられました。鯉も必死です。

鯉は,手前のブッシュに逃げることが安全なことを知っているのか、すぐに足下のブッシュに寄って来ます。
位置的に釣り座より30m程下流のブッシュですが,強引にやり取りせずに優しく竿先の弾力を使いながら寄せて来ます。この竿先の弾力に関して,私はダイワのマッドドラゴンが一番使いやすく、カカリに入られた時にもこの竿だとかなりの確率で出すことができるので,信頼のおける竿です。
ブッシュから引き出し,ネットイン。

前後して、もう一本の竿にも当たりが有り、この竿にはカメラがついていませんので,動画は有りませんが,今回は私としては、亀の様子等貴重な動画が撮れて面白い釣行でした。サイズアップをしないといけませんが。
こちらは78cmでした。












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