リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

水月湖3

2022年04月29日 | 水月湖
 3回目の水月湖遠征です。昨年4月に超大型を足元まで寄せてきて、ネットイン瞬間にハリス切れでバラしてしまい、何とかそれのリベンジをと、水月湖に通ってきました。

 しかし、そう簡単にリベンジできるわけでもなく、何回もトラブル等に見舞われ、その都度修正を加えながらの釣行になりつつあります。具体的なトラブルは思い出して見ると
①ハリス切れ
②ドラッグを緩めすぎてのあたり時のバックラッシュ
③道糸がフジツボに擦れてのラインブレイク
④バイトアラームの電池切れ
⑤ドラッグを緩めるのを忘れたことによるラインブレイク
⑥レッドコアラインの劣化によるラインブレイク
この水月湖だけでも、これまでのトラブルを全部背負い込んでいる感じです。水月湖でのあたりの特殊性によるものとして考えられるのは、私の経験からいえば、①、②、③ではないでしょうか。④⑤⑥は水月湖に限ったことではありませんのですが、これも含めて自分の釣りを見直す機会にはなりました。

 さて、3度目の遠征ですが、今回は軽バンのスズキのエブリィで遠征しました。長距離はもう1台の三菱のPHEVのアウトランダーが楽なのですが、このエブリィの方が荷物も2倍近く積めて、車中泊するにもヘッドクリアランスがあるので、今回はこの車に荷物を積み替えての釣行です。その分、高速はゆっくり走るので、少し時間はかかりますが、無理はしないで、のんびりドライブを楽しむ感じでやってきました。

 いつのように、昼過ぎに到着して、コマセを10発ほど、その後にボイリーを500gほどフィーディングして、ゆっくりランチタイムです。途中の激安スーパーとも言えるお店で198円と298円の弁当がこの日の昼食と夕食です。社内の電子レンジで温めて298円の豪華な?お弁当を食します。食後は小川コーヒーのスペシャルブレンドを粉とそれにお湯を注ぎながら漂う香りと一緒に味わいながら、仕掛けを準備します。

 今回は、食わせ餌はユーロカープのナッツエナジーのクオーターのシングルで、PVAにナッツエナジーの20mmを4、5粒入れます。どうも少しづつ場荒れが進んでいる感じがするので、餌の匂いも少なく、植物系を主体にします。昨年からメインで使っているこの餌ですが、喰いが渋い時期にはじっくり待てる餌という印象があります。

 タックルはUKDaiwaのBASIA AGS 12ft 3lbのロッドにUKADaiwaのトーナメントISO 5000QDの組み合わせです。このタックルで仕留めたいという少しのこだわりがあります。道糸はフロロの4号に先糸ナイロン10号で、針はコーダの鎌倉ワイドゲープ4号、ハリスは25lbという使い慣れた仕掛けでもあります。レッドコアラインに関しては、劣化や強度を考慮して、最近はよつあみのケプラーノット25号を使っています。ケプラーなので、少し比重もあり、強度的には全く心配はないので、安心して使えます。

 コマセが効いたのか、4時頃に最初のあたりがありましたが、60cmクラスの鯉で、不安が頭をよぎります。小型が食ってくるとなると、やはり場荒れが進んで来て、大型の期待ができないかなと。さらには当たりさえ貰えないかも。

 そんな不安が頭をよぎりながらも、夜の帳が降り、静かな春の夜を過ごし、気がつけば朝の明るさを少しづつ感じ始める時間になりました。

釣友のTさんも早朝に到着され、早速準備している状況です。私も朝の時合い位に合わせるように釣り開始です。

 餌交換を終え、Tさんとゆっくりコーヒーを飲んでいると、突然のデルキムの連続音に緊張が走ると同時に二人とも走り出しています。釣り座までは100m以上あるし、この湖の鯉の走り方を考えてものんびり歩いて余裕かましていることはできません。釣り座につくと、依然としてリールのスプールは回転して、糸が出て行っています。下巻きのナイロン糸もかなり出ている状況で、150mほど出ている感じです。まっすぐ沖に向かって糸が出ているので、これはこの湖の大型の当たりの特徴でもあり、期待に胸が膨らみます。竿を持つと同時に沖合150mほどの水面で鯉の波紋が確認できます。ここでは、水面近くを鯉が走るのが特徴で、それは湖底に沈む硫化水素の関係で、魚は潜らないのです。普通は水面に浮いて来たときには、鯉は弱っているのですが、ここでは元気一杯です。しかも潜らない代わりに、横走りするために、泡を食ってしまうことがよくあるのですが、そのことは十分理解しているので、竿さばきとクイックドラッグを使いながらのやりとりになります。魚の最初のあたりからは大型を連想させたのですが、手応えはそれほどでもなく、意外と簡単に寄せられてネットイン。
  
期待したにも関わらず、80cmの鯉で少し興ざめです。

 今回は朝の8時過ぎに納竿して、あとはTさんに夢を託しての帰路につきました。その後、一泊されたTさんも小型の鯉を上げられただけで、そのことからもこのポイントの場荒れが飽きていると考えられますので、次回からはポイントを変えてのチャレンジになると思います。それと違うフィールドでの春の釣りを新たに考えたいと帰りの道中、気になるフィールドによって目視観察しながらフィーディングするなど、次回への布石を試みて来ました。





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