リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

水月湖2

2022年04月21日 | 水月湖
今年2回目の水月湖遠征。自宅からの距離が200km以上あり、車の運転時間も3時間半くらいかかり、休憩を入れると4時間近くになるため、気力だけでなく体力的にも考慮した計画が必要になります。

交通量の少ない時間帯と曜日を選択できるのが私のいまの強みでもあり、平日の昼間に出発することで、高速道路でのトラックの交通量の少なさを感じならが、ゆっくりと運転して行きます。

2度目の水月湖はすでに桜の花は散り、草木の緑が目にしみる時期になっています。足元に目を落とすと、タンポポがその姿を形、色で目に訴えて来ています。

 

水月湖に到着したのは、午後の1時過ぎで、ポイントは前回と同じところです。
水鳥や小魚も寄って来ていて、期待できる状況です。

糠とパン粉にスイートコンを混ぜただんごのコマセを20個ほど打って、しばらく寝かせます。その間、昼食やタックルの準備などを行い、次にボイリーを500gほど撒きます。第1投は1時間半ほど後の2時半ごろでした。

水月湖は時間帯によって、鯉が食ってくる時間帯と全く食わない時間帯が割とはっきりしているようで、一番食って来そうな時間帯が早朝6時くらいから午前8時くらいまで、その後夕方まではまず食って来ません。夕方の5時から6時くらいも期待できる時間帯です。夜は竿を上げているので分かりませんが、食ってこない時間帯にコマセを打つことで時合いに集中できるのも特徴的なフィールドです。

今回は初日はアタリもなく、2日目の朝に期待していたところ、何もアタリもなく時間だけが過ぎて行き、朝の時合いが過ぎてから、再度ボイリーをフィーディングしてのんびりと夕方の時合いを待ちます。3時頃に釣り座に行くと、2本の竿のうち左の竿の糸が左横に一直線に伸びています。当たりがあったのです。

手に持っているバイトアラーム(デルキム)の受信機のスイッチを切ったり入れたりするも反応がありません。受信機の電池切れです。9vの乾電池を使っているのですが、充電式の外国製品を使っていて、充電できることで、何回も使えるメリットはあるものの、どうも普通の充電式ではない9vの乾電池に比べて寿命が短いのがこういうことを引き起こしてくれます。まあ、それも含めて自分のミスではあるのですが。

ウェーダーに履き替え、竿を持ちながらかかりに向かって岸沿いを50mほど左に歩きながら竿を溜めながら、少し煽るとかかりから糸が外れる様子が伝わって来ます。しばらくして、魚がついていることが分かり、腕をまくりながら糸をかかりから外すと運良く魚もまだついている感じです。小型の鯉ですが、なんとかかかりから出して、ゆっくり元の釣り座まで引っ張りながら50mほど戻ります。なんとかネットインでき、一安心です。

道糸を見ると、フジツボに擦れてザラザラ状態でしたが、今回は先糸として10号のナイロン糸を使っていいたので、切れずに助かりました。

さて、右側の竿を見ると、少し右に糸が張っているとうな感じなので、竿を持つと30mほど道糸が出されています。竿を絞るとかかりに入られているようで、少し煽るとすぐにラインブレイク。先糸ではなく、その先糸の後に巻いてある4号も道糸がスパーンと切れています。

結局午後の時間帯に、これまで当たりを貰ったことのない時間帯に、おそらく3時ごろと推測されるのですが、両方の竿にあたりがあったものの、バイトアラームの受信機の電池切れによるバラシという結果になりました。このバイトアラームは電池がなくなって来たときにはアラームが知らせてくれるはずですが、もう10年以上も使っていて、寿命がきているのかもしれませんんが、せっかくの当たりを電池切れでみすみす逃すとは情けないです。まあ、こまめにチェックして入れば防げるミスでもありますが。

当然その後はアタリがなく、翌朝6時に再度餌を売って、最後のチャンスに賭けます。期待に応えてくれたのか、1時間後の7時に強い連続音が2秒ほど続き、止みます。1分ほどして、また同じような連続音がして、2秒ほどで止みます。どうもおかしいと、釣り座に行くと竿の穂先が曲がったままです。また、かかりに巻かれたようです。ゆっくり竿を持ち、少しテンションをかけるとかかりから糸が外れ、魚が走り出します。しかしすぐに止まってるしまい、鯉ではなく鮒か何かかなとゆっくりリールを巻き始めると湖面の表面近くを走るものの、引きは強くなく、これは鮒かなと少しがっくりしていると、徐々に近づいてきて、そこそこの大きさの鯉らしく、その姿を確認できましたが、意外と大人しくネットインで、何だか拍子抜けの感じです。よく見ると水月の鯉らしく先ほどの鯉とは少し姿形も違います。


90cmの満足できる鯉で、何とか遠征の甲斐もあったかと少しは満足できる結果です。本当はもっと大型を狙ってはいるのですが、まだまだ、色々課題が山積している状況で、難しい水月湖です。喰わすまでの工夫と喰ってからのやり取りという2つの課題がこの湖にはあります。昨年の経験が生きて、今年は何とか取り込みもできていますが、ビッグワンが食ったときに果たしてうまく行くか、ある意味それも楽しみに次回にかけてみたいと思います。

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