リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋本番の余呉湖

2022年11月03日 | 余呉湖
 11月に入り,季節は秋本番を迎え,さらに,このところの秋晴れは,鯉釣りだけでなく,景色をも満喫させてくれ,フィールドへの行帰りの車から見える景色は,釣り人の気持ちも和らげてくれます.
 時間ができたので,一泊の24時間釣行で余呉湖へ.前日の病院での検査も悪くなかったので,気持ちも晴れ晴れして,短い時間ですが,妙に集中力が漲っています.途中のドライブも余裕から,急ぐのではなく,途中で適宜休憩も入れて,いつもとは気分が少し違う今回の釣行です.鯉釣りに関して,急いだり,慌てたりしても,決して結果的にプラスにはならないことは,長年の経験からも理解はしているのですが,常日頃から心に止めておかないといけないことですね.
 そんな気持ちでの2時間30分のドライブで,余呉湖に到着したのはお昼ごろです.湖周道路を少し走ると,先日も見かけた知り合いのアングラーの車に遭遇.車から降りて,挨拶しながらお互いの健闘を祈って,さらに遠来のアングラーと挨拶をしながらポイントをいろいろ考えて,結局2週間前に入ったポイントへ入ることに決めます.
 準備を始めると,予備の竿を初め,長靴,ウエダーなどを忘れてきていることに気が付き,前回の釣行から帰って,車の荷物を降ろして,掃除したり,荷物の整理をした際に入れ忘れたことをこの釣り場で気が付くという失態.余裕をかましていた自分を反省.まあ,これも良い方に考えて,このポイントに集中しようと考えます.
 周りを見ると,秋の余呉湖です.
  

ゆっくりと景色を眺めながら第一投です.
 最近の余呉湖は食ってくる時間帯が以前とは少し違ってきているようなので,いつ喰って来ても対応できる気持ちの準備をしておこうと考えています.また,このポイントはとにかく足場が悪いので,特に要注意です.
 さて,第1投も終えたので,恥ずかしながら,私のタックルを紹介しましょう.竿やリールはすでに何回も紹介してきたので,今回はそれ以外のものを.タックルボックスというのか,そこには汚く,おもりや,ハサミ,ヤスリ,ニードル等々雑然と入っています.恥ずかしながら.
こんな感じで入れています.このボックス,この大きさが意外と便利です.ホームセンターで売っているものです.次は,
左から,近くのポイントの場合のフィーディング用のスプーン.意外と飛距離も出ます.もう10年以上使っています.その右はNASHのスローイングスティック.他の形状のものとは飛距離が違います.遠投には欠かせません.その右はネットを入れる袋,濡れて臭くなってもこの中に入れて家で乾かせばOK,帰る車の中では臭いはしません.その右はバンクスティックを入れるケース,そして一番右はロッドポッドのレンジャーのケースです.最後に
  
 ネットです.柄は30年以上前に友人のアングラーから頂いたもので,グラスの竿を改造して,3本継ぎで3m少しの長さのもので,ネットのジョイント部はユーロ式にするためにコネクターでつないでいます.ネットを差し込む三角の部分の角度が90度より小さいので,抜きやすくなっています.もともとはJRCのネットについていたものです.これも貴重なものですね.ネットが抜きやすいのは助かりますね.3本継ぎで尻の部分のねじは外して水が抜けるようになっています.こうしておくと,砂が中に入っても,水を入れて砂を流すことができます.そうすることで傷がつかずに済みます.畳んだ時の頭部の所は熱収縮ゴムをつけることで畳んだ時も手の指を挟むことはなく使いやすいです.これらは取り込みを繰り返すという経験値から到達したアイデアです.このように,鯉釣りには他の釣りでは意識しないところの多くのアイデアがあります.バス釣りや他の釣りからの受け売りでのノウハウが鯉釣りでは通用しないことも多くあります.私が使う道糸がフロロカーボンであることや右ハンドルのリールを使うこと等,鯉釣りならではの理由があります.折に触れて今後も話題にしていきたいと考えています.
 午後5時には日も暮れて5時半には暗くなってきます.そんな時間帯に突然のアタリを知らせるバイトアラームの音にびっくり.釣り座は車の近くなのですぐに竿は持てて,最初は簡単によってくる感じでしたが,10分ほどやり取りしていても全く底を切れない状態で,道糸を巻いたり出されたりの繰り返しです.そのとき,対岸からヘッドライトの灯りを眺めていた,知り合いのアングラーも,どうしたんだろうと不思議に思っていたとか,翌朝に来て語っていました.その後さらに20分以上やり取りをして何とかネットインできましたが,今年の鯉の中ではもっとも時間を要した鯉でした.

97cmで13kgの精悍な鯉でした.前回の鯉が93cmで15kgほどでしたので,それよりはスマートな鯉です.

 翌朝は霧が立ち込めていて,幻想的な余呉湖の光景は別世界を思い起こさせるものです.この翌朝に撮影しましたが,とにかく記憶に残る鯉でした.リリースした際にも元気で,水しぶきを立てて水に潜っていくほどで,その動きにはには驚きました.次回は来週の月曜からじっくり大型を狙ってみたいと思います.


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