リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

11月最後の余呉湖

2023年11月30日 | 余呉湖
 気が付けば,今年も残り1か月になり,今年の釣りを総括すべく,思い起こしております.とは言え,個人的には,ここから大型が期待できる時期でもあり,天候とにらめっこしながら,釣行計画を練っているところです.
 11月最後になる遠征で,余呉湖へ行きました.最近は釣れたポイントを公開するとすぐにそこに入ろうと場所の取り合いが起こるなど,鯉釣りアルアルの状況で,ひいてはマナーの問題として鯉釣りに不利な環境が生じてきますので,今後は基本的にはポイントを公開したくない気持ちになっていますが,それもやむを得ないかなと,今の鯉釣りの状況を危惧しています.SNS等で,情報の伝搬が速くなり,結果として,それを頼りにポイントを決めるような釣りが鯉釣りでも主流になりつつあり,自分で未知のポイントを開拓するという面白みが経験できなくなってしまうことに,一抹の寂しさを覚えています.
したがって,私自身も人が釣ったポイントには極力入らないように,ポイント選択をしていますが,よく行く余呉湖からそれを実践していこうと,今回もほとんど竿が入ってないポイントへ.おそらく昨年のこの時期,私が出して以来誰も出していないポイントに今回は竿を出しました.
ようやく晩秋の気配を見せてきた余呉湖ですが,今年の紅葉はどうかなと思う湖の山の景色です.


竿をセットしたポイントは足場が悪く,ロッドポッドやバンクスティックも設置が難しく,竿をセットするのに一苦労です.


さらに天候も荒れ模様で,強風が吹き荒れ,雨もしけぶる中で,寒さをしのげるタープを出すも,強風にあおられ,破損してしまうなど,散々な結果に終わりました.買って初めての釣行でタープが破損して,これも勉強かなと納得するしかありません.まあ,使ってなんぼの道具ですから,それもありかなと自分に納得させています.
朝の時合いに喰ってこなかったので,10時頃に餌を打ち換え,日課の散歩に出かけて,1km程歩いた時に,釣友のT氏が来られて,ラインからそのメッセージを受けていたときに,ポケットに入れていたバイトアラーム(ATTX)の受信機が「ピー~~」と鳴り出しました.するとスマホにT氏から電話で「当たりましたよ!」と.走りながら,「上げておいてください」と返事するも,小走りに釣り座目指していくも,距離を考え,走るスピードと体力を考慮しつつ,急ぎます.日頃は週1回,卓球を2時間程する程度の運動量で,寄る年波には勝てないのですが,心肺機能は悪くないので,何とか釣り座に着くとまだT氏が竿を持っていてくれたので,お礼を言いつつ竿を持つと,意外と軽く,80台かなと思われる感触です.足場の悪い状況の中で,手伝っていただいたT氏には感謝しかありませんが,よりにも寄って,すぐにアタリがあるとは,これも鯉釣りの意外性です.
足元は流木が浮いていたり,木の枝が浮き沈みしていたりですが,何とかネットイン.余呉湖にしては,肥満体ではない,在来種の野鯉に近い体形で,その為に引きの強さは感じられる鯉でした.私自身は,肥満体の養殖系の鯉よりは,バランスの良い野鯉タイプの体形の鯉が好きで,それだけを狙っていくフィールドもあるので,余呉湖でこのタイプの鯉が釣れたのは,個人的にはその大きさよりも感動したのが今回の鯉でした.

大型狙いと野鯉タイプの鯉を狙う自分の釣りでは,数はなかなか出ませんが,何とか年間50本は釣りたいと,自分の規定本数を決めていますが,今年も何とか達成できそうです.参考までに,今年11月までの私の釣果データは以下です.
本数 48本
平均 88.5㎝
最長 106㎝
メーターオーバー 7本
90㎝以上 19本
まだ1か月あるので,何とか規定本数を達成して,11月まで毎月90cm以上を上げているので,何とか12月も続けて,毎月90cm以上の記録を続けてみたいと思っています.平均を90㎝を上回るのは厳しいので,何とか89cmまでもっていければと考え,ここに来ての一つの目標として何とか頑張りたいものです.残り1か月の新たなチャレンジです.


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