前回に引き続いての夏の琵琶湖です。土曜の早朝4時過ぎに家を出て途中でコンビニで買い物をして、ポイントに着いた時は、6時頃でした。
前回、計2kgほどフィーディングしてあるので、今回は一掴みほどをフィーディンヅして、2本の竿をセットします。前回の釣行で、そこの様子等もある程度把握しているので、1投目から慎重にキャスティングしてセットします。
すぐに、当たりが出ますが、食ってきたのは、40cmクラスの鯉でした。どうしてもこの時期の琵琶湖はこのクラスの鯉が食ってくるので仕方ないのですが、サイズアップを期待したいです。
しばらくして、11時前にいい当たりがあり、釣り座に行くとラインが150mほど出されていて、竿を持った瞬間に良い型を実感します。竿とラインの弾力でタメながらゆっくりリールを巻きますが、無理に巻くことはしないで、鯉が引っ張れば優しく竿の弾力とラインの弾力を利用します。10分ほどのやりとり後70mほどの沖に近づいてきました。そのとき近くに漁師のカゴの目印の部位のロープに巻かれてしまいます。竿の弾力とラインの弾力を利用しながら、ブイを寄せにかかりますが、岸から30mほどの位置で動かなくなり、その後いろいろやり取りしながらも最後はラインブレイク。せっかくの良い型のあたりでしたが、少し油断したのが致命傷になります。
このポイントはロックエリアなので、喰った時に早めにそこを切らないと岩に擦られてりしてラインブレイクや根がかりになりがちで、その意味では難しいポイントと言えるでしょう。
この大型をばらしてからは、ぱたっと当たりが止まり、夕方まで猛暑を避けるだけの釣りになりました。この時期なのに、35度を超える猛暑と今年の夏は例年以上に異常気象と釣り場で実感しています。とはいえ、日が落ちると少し涼しさを感じさせる風も吹くので、少し助かります。
日暮れ直前に打ち返しをしましたが、餌交換のたびに喰わせのボイリーが亀に齧られていて、亀を意識しての釣りになります。餌交換の間隔を短くして、2時間以内で交換することで、対応できそうです。
その後夜の8時、11時、朝の3時に60cmクラスの鯉が喰ってきましたが、大型はなかなか喰ってきません。大型狙いに、早朝5時半過ぎに餌交換して、早朝の大型を期待します。しかし期待とは裏腹に全くアタリはなく、8時過ぎに納竿となりました。最後に竿を上げると、投げてから3時間経っていましたが、2本の竿とも食わせ餌は全て亀に喰われてしまっていて、亀の影響が朝からあることで今後の対応に工夫が必要です。
ただ、食わせ餌に関してと、餌交換の間隔を意識しいけばなんとか次回には大型を上げることができるか、難しいポイントですが、いい勉強になるポイントでもあります。次回に期待したいです。
今回のタックル:
竿:マッドドラゴン 12ft 3lb 2本
リール:UKDaiwa トーナメントISO 5000QD
ライン:フロロカーボン 4号
オモリ:2オンス
レッドコアライン:45lb
針:ダウンアイ4号
ハリス:タングステンコーティング 25lb
ロッドポッド:FOX レンジャー、足場が悪いので、バンクスティックの足を利用して、写真のようなセットの仕方をしています。