石臼玄麦自家製らーめん「丸竈」店長のブログ

県産玄麦を石臼で挽いた自家製麺専門店。人気は鶏白湯。
なると以外全て自家製で素材を大事にしたらーめん。

汁なし担々麺でつながる輪

2015年04月18日 | らーめん

前回「本日のまかない☆汁なし担々麺」で、初めて私のブログにコメント頂き、うれしいと共に背筋が伸びるような、戦慄がありました。

お客様が見てくれているという安堵感と、それを受け止める以上に、そのメニューが発展できないかと。

丸竈は「宮城」で暮らし、宮城を愛して、宮城にこだわり、宮城の食の豊かさを広めていきたいという、基本のコンセプトがあります。

3月にオープンしたばかりで個人店の無力さはありますが、宮城に貢献したいという気持ちでおります。

さて「坦々麺」について、ブログから頂いたコメントの先にあるバックヤードを調べてみました。(根拠:wikipedia)

 

「担担」または「担担兒」は成都方言で天秤棒を意味し[3]、元来、天秤棒に道具をぶら提げ、担いで売り歩いた麺料理のためにこの名が付いた。

本来の漢字で書くと「擔擔麪」である。「担」は「擔」の、「麵」は「麪」の発音を示す部品を取り替えて生まれた俗字である。「」は「麵」の偏を崩している。簡体字では「担担面」と書くが、「面」は「麵」の偏を取ってしまった字である。なお、「担」および「麺」が常用漢字であり、一般に使われている。

日本語では「担担麺」と書くのが最も一般的だが、日本の繰り返し符号を使って「担々麺」と書く事も多い。日本では、店のメニューに「坦坦麺」もしくは「坦々麺」と書いてある例も少なくないが(正:担、誤:坦)、これは日本語入力の際の漢字変換辞書に「担担麺」が登録されておらず[4]、「平坦な」という意味の「坦坦」、「坦々」が呼び出されたのに気づかずに確定してしまったことによる誤記と考えられる。中国や香港で「坦」の字は使われない。

さらに・・・

本場の中国四川省では、日本で言うところの「汁なし担担麺」が食べられている。もともと、天秤棒を担いで売り歩いていた料理であり、スープを大量に持ち歩くのは困難であったことから、「汁なし」が原型である。日本の汁椀からご飯茶碗程度の小さな碗に入れて売られる事が多く、一杯あたりの量は少ない。小腹が空いたときに食べる中国式ファーストフードの一種と考えられている。麺は一般的にストレートの細麺で、鹹水は使わないので色は白い。

現在の中国では「担担麺」は四川省政府の登録商標となっており、地方政府直営のレストランだけで「担担麺」と表示できる。四川料理の伝統を守るためとされている。

なるほど・・・。

日本では、担担麺の定義が決められていないため、店によってまちまちの味付けと具材になっており・・・また近年、一部の日本国内の料理人が、次項のような香港の担担麺をまねた味を出す店もあり、干し海老の味がするものもある。また、千葉県勝浦市には、ラー油ベースの激辛スープを使った勝浦式タンタンメンが存在し、広島県広島市周辺では担担麺は汁なしが基本で、専門店が多くあり最後にご飯を入れるといった独特の食べ方、黒ごまやうどんを使ったものを出す店もあるなど、地域や店舗独特の風味のものもある。

なるほど・・・。

丸竈が提供する「担々麺」について、あのコメントがなかったら「美味しければいいでしょ」とそれだけだったかもしれません。

その一方、自分の何か奥の深いところで、何かわからないけれど、モヤモヤしていたのも事実。

なぜなら「担々麺」は、レシピが中国産の食材を使わなければできない部分があるからです。

普段、やはり国産以外の食材を多様することに、抵抗があります。

だから、21日の「担々麺」のデビューは延期になるかも知れません。

十人十色という味の好みはありますが、より多くの方が「美味しい」と言って頂けるらーめんを提供するのが、私の責任だからです。

ガンバ、東北!ガンバ私も!