石臼玄麦自家製らーめん「丸竈」店長のブログ

県産玄麦を石臼で挽いた自家製麺専門店。人気は鶏白湯。
なると以外全て自家製で素材を大事にしたらーめん。

丸竈のスープの味のコンセプト

2015年04月21日 | らーめん

オープンして1ヶ月半ですが、「丸竈」が出したいらーめんとお客様が「丸竈」に期待したい点が、少しずつ見えてきた感覚があります。

店主がラーメン店の味を決める際、「店主が食べたいラーメンを作る」というのが業界でよく言われていることです。

私は意外とそういう考えには、深くこだわっていなくて「美味しいと喜んでいただくこと」が、らーめん作りの原点になっています。

らーめんの主役は、主に麺とスープ。

麺は、製麺所では作れない味を。

スープは、(血圧とかメタボとか全く脳裏から忘れ去れ)思わず最後まで飲み干してしまうような、そういうスープ作りを目指しています。

最近は、コンビニのお惣菜もラーメン屋さんのスープも塩分がきついなぁ~と、私自身日常的に感じることが多いです。

あまり塩分を摂りすぎてしまうと、高血圧はじめ、味覚障害もですが、医学的に良いことはほとんどありません。

「丸竈」は住宅街の中にあり、高齢者やお子様も多いエリアです。

そういう環境の中で商いを行うには、高齢者やお子様でも安心して食べれるらーめんを提供していくというのが、私の努めだと思っています。

そのため当店では、今までご来店頂いたのお客様の評価では、丸竈のスープの「普通」=「一般のスープより薄い」と感じる傾向があるようです。

これから暖かくなってまいりますので、仕事で汗をたくさんかいた方は、丸竈で「味カラメ」(塩分多い)をオーダーしてください。

そうでない方は「味普通」を召し上がって、丸竈のカドのないやさしいスープの味を実感していただければ、と思います。

これからも、できる限りお客様のニーズに寄り添いながら、「らーめん道」に精進してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。