丸竈では、「魚介系鶏だし醤油らーめん」と「鶏白湯らーめん」が人気を二分しています。
最近は気温が高くなってきたためか、日によって「汁なし担々麺」も人気です。
スープ室で、私は皆様に日々進化した美味しいスープを味わって頂きたく、地道ながら毎日だしの探究を続けています。
最近は、東北のブランド鶏も出汁に使っています。
もちろん麺は、宮城県産「ゆきちから」を使っています。
米は、宮城県産「ひとめぼれ」です。
色々と組み合わせた結果、「東北」あるいは「宮城」で食材をまとめたほうがそれぞれの相性がよく、うま味がまとまる、というふうに感じています。
一方、仙台では「慣れ親しんだ味」とか「ブランド」とか、そういう保守的な思考(嗜好)もあるように私は感じます。
そういう意味で皆さんが日常飲食店やご自宅で慣れ親しんでいる「醤油」を丸竈では現在採用していますが、「もっと美味しくありたい」という私の思いをかなえるならば、この壁を乗り越えていく覚悟も必要になってきます。
今日は、食の資格豊富でラーメン好きな妻と「醤油」の試飲会です。
今回は2種類しかありませんでしたが「醤油」もこだわったら奥が深すぎてキリがないです。
ちなみに自宅では数年来、埼玉の「金笛減塩醤油」を使っています。(ラーメンに使うつもりはありませんが)
金沢の割烹「つる幸」さんの醤油は素晴らしく美味しかったけれど、240cc で800円もするからラーメンでは使えませんよね・・・
(でも出汁と合わせたらどんなスープになるのだろうと、思いを巡らせてしまいます)