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これからがまさに木の伐採に適した時期。
『伐り旬』
落葉樹なら紅葉となって仕舞いには葉っぱが落ちてしまう。
針葉樹は一年中葉っぱは緑のまま。
しかし、両方ともこの時期になると水を吸うのは止まります。
この時期(伐り旬)の木材が昔から良い材とされてます。
しかし、今では一年中家は建っているわけで、そのために伐り旬の材料をストックしてる所は少ないですね。
そのため、外材に頼るほかないわけです。
良い家を建てるなら、ホントなら今時期の木を使ったほうが良いんだよ!
写真記事は多摩地区の桧山。
東京の地産材「多摩産材」。
もう伐りだして建築材に使っていかないといけない材がイッパイある。
ここでは今、花粉対策のために伐られてるだけらしい・・・。実にモッタイナイ話です。
もっともっと地域材を利用しないと山が荒れるだけでなく、災害にもつながるんです。
2020年の東京オリンピック関連施設に利用検討されるらしいが、もっと個人住宅にも使うようにしていかないと※森林サイクルが成り立たないです。
埼玉県の木材も同じこと。
森林事業、林業の雇用も問題ですね。
WOOD JOB!って映画もあったっけ?
あんまり話題になってないけど「林業女子」ってのもいるんだでぇ!
※森林サイクル: 植栽→育樹→伐採→製材→利用→植栽→育樹・・・・というようなサイクル。