祇園のしだれ桜を手入れし続ける桜守の佐野さん!
あきらかに桜が弱ってきてるって!
寄居町の天然記念物のエドヒガン桜。
雪で枝折れしたのも一利あるとは思いますが、こちらもあきらかに何年か前とは違うように思います。
原因としてあげられるのが一つはカラス。
しかし、カラスが集まる原因は私たち人間。
花見に来て食べ残しをそのままにするからカラスが集まるんだって。
そして花見の宴会で桜の木の下にシートを敷いて土壌を固めてしまっている事。
土を固めてしまうと根が養分を取りにくくなるんだって。
あとは、害虫問題。
外来種のカミキリ虫が木の皮に穴を開けて卵を産み、幼虫が中を食い荒らしてしまう。
というのが原因らしい。
ソメイヨシノの寿命は5、60年と言われていますが、弘前のソメイヨシノは100年以上元気なままです。
人間が何とかすれば、桜の寿命も伸ばせるはず。
学術的なものは出来なくても、花見のマナーは守ることは出来ます。
あとは温暖化による開花の早さと、満開にならなくなるといった心配。
桜というのは、秋に葉っぱを落とし、冬に一定の寒さで冬眠状態でいなければ、春に花を咲かせなくなるのです。
温暖化が進み、冬に葉を落とすことなく過ごしてしまうと春に満開にならなくなる現象がおきる可能性が出てくるって。
日本人だけじゃない。
今や、各国の外国人だって桜を見に日本にやってくる。
桜は世界中に愛されている。
そんな桜を守っていきたい!
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