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公共建築物における木材の利用に関する法律に基づく市町村方針策定の状況

2014-12-18 15:27:23 | 埼玉県木材協会



平成22年10月に「公共建築物における木材の利用に関する法律」が出来て既に4年が経っております。


全国でも早いところはこの法律に基づく市町村策定状況が100%に達しているところもある。


策定状況としては全国の市町村の83%が策定済みという中、我が埼玉県は策定41%に留まっている状況!


特に木材協会や組合連合会があるさいたま市や県東での策定状況が進んでいない!




『公共建築物における木材の利用に関する法律』


第9条(市町村方針)

  市町村は、都道府県方針に即して、当該市町村の区域内の公共建築物における木材の利用に関する方針を定めることが出来る。



ざっくりいえば、公共建築物を建てるときには木材をつかいなよ!ってことよ!





策定予定がない市町村の理由としては

1位  近くに森林や木材産業の拠点がなく、木になじみがないから(25%)
2位  木材利用を担当し、推進する部署がないから       (24%)
3位  コストが高くなると考えているから           (15%)



埼玉県でいうと1位の森林や木材産業拠点がなくってぇところは理由にならないほど森林は多いし、材木屋さんだって多く営業しておりますよ!
 なじみがないのはただ単に敬遠しているだけじゃないの?

2位の木材利用の担当部署は県の農林部 森づくり課 木材利用推進担当職員さんもおります。

3位のコスト面ですが、それは気のせいです(笑) 
ブランドに拘らなければ同じもので安価なものがあるのではないでしょうか。




寄居町は県7番目のH24年3月には制定済みですが、寄居木材組合に関係しているお隣の深谷市は趣旨説明済止まり。

2年前に市役所に出向いて自分が説明に行かせていただきました。
その後、寄居林業事務所の職員さんも主旨の説明に行ってくれたみたいで・・・。

それから2年が経ち、県の木材利用推進の職員さんも策定のお願いに行ったそうですが、いまだ予定にも満たさない結果。




何れも市長まで話が通っているだけに、その先に何があるのでしょうか?不思議です。





木材業界、あまり良い話が無い中、先ずは官から木の利用促進にあたりましょうってことなのですから深谷市さん他市町村の策定が済んでない所は是非ともお願いいたしますよ!




そこから民に繋がるのです。

っと自分は思いました。じゃんじゃん(∩´∀`)∩(/・ω・)/


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