失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

めまい・ふわふわ感・・薬なしで短期回復する方法。

2018-01-10 10:24:29 | めまい・ふわふわ感
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧め

釣りの内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

こんにちは、
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」から抜粋して連載します。
前回の続き・・・

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乳房の発育も中学一年生にしてはほとんどみられない。正常な健康状態であれば、
多少の盛りあがりが見受けられて、女性化の徴候がいちばん最初にそこに現われて

いるのが普通であるが、彼女は小学校一年生くらいの状態にしか認められなかった。
全身の検査を終えた結果、交感神経緊張症状が認められ、皮下脂肪の沈着も少ない

ことがわかった。副腎の機能低下も認められる。一月から背中、腰部にかけて
軽い圧痛がある。こういう場合は自律神経失調性の肝機能の低下であることがわかる。

肝機能低下と予測をつけて、さらに尿検査の項目を調べると、ウロビリノーゲンが
少し出ていた。病院の検査はどうでしたかと訊ねると「はい、月一回やっており

ますが、まったく正常で、どこも悪くないということです。」と返事があった。
「肝臓の働きが低下していると、お嬢さんのような状態になります。見かけ上は、

失調症に似ています。また、心の病気にも似ております。このようになるのは、
脳が正常に働いていない場合に起こります。詳しくご説明しましょう。

脳の働きには、大脳皮質の部分と、自律神経の集団の部分があります。自律神経集団は視床

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下部と延髄からなり、体全体を動かして栄養を吸収し、その栄養を体の各部分に
送りこんで正常な働きをさせているのです。当然、その一部は脳へ送られて正しい

働きを保つたための大切なエネルギー源になっているのです。脳は、自分自身で
栄養をつくりだすことができないので、体の各部分から集めたグリコーゲンが

肝臓の働きによって糖分につくりかえられ供給されているのです。そうした一連の

複雑な作用によって、脳が正常に働いているのです。また、肝臓を働かせるのも、
自律神経の命令なのです。このようにして脳の働きが正常でないと、肝や胃腸の

働きが悪くなり、体調も悪化するために脳の働きも悪くなるという悪循環を繰り返して、
しだいに自身の体が悪い方向へと坂道を転げ落ちるようになっていくのです。

学校へ行っても勉強ができないというのは、大脳皮質の部分が正常に働いて
いないためで、また、体がだるい、きついというのは、自律神経の機能が正常で

ないために起こるのです。大脳皮質が健全に働いていない場合には、心の病気の
ような症状があらわれますし、自律神経の部分が正常に働いていなければ、

自律神経失調症と同じ状態が生じてくるのです。この両方を考えてみると、
心の病気と自律神経失調症が混在して、精神神経科の対象と思われるような

状態にもなるのです。いまそのように診断を下され、心療内科に通っておられる訳

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例(1000頁)
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ