失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

家を出ることができない・外出不能・薬なしで短期回復出来る・・ご存知ですか?

2018-01-24 10:22:50 | 家から出られない・外出不能
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧め

めまい・ふわふわ感・・薬なしで短期回復した例を紹介してゆきます。

こんにちは、
私の著書「めまい・吐き気・不眠の治療」から抜粋して連載します。

322頁
半分しか治らなかった例
カルテよリ
五十二才の女性 この方は品川の駅の近くで出張をした。

一見で長いこと水商売をやり、精根も尽き果てたという感じの方である。
近いからお出で下さいと数回問い合わせがあったごとに、

手紙を出したがなんども電話で出張依頼があった。
品川から横浜まで電車四十分の距離であり、タクシーでも来れるから、

『来所相談してください』と数か月お断りしつずけてきた。
『とにかく家を出ることができないのです』という困り果てた話し方で

懇願されるので、こちらも根気負けした状態になり出張することにした。
普通はタクシーで一、二時間のところは出張はしない。つまり、

近くて来れる距離が来れないで、出張をするようなところは、
病状が重すぎて回復がおぼつかない事が多いのである。

地方へ出張治療にいっても、相談検査した後、希望の期間で希望する
レベルまで回復が困難と判断したときには、必要経費を

いただいて帰ってくる事が、しばしばである。新幹線で二、三時間の所を
遠い場合には、交通事情や家庭の事情から来れないということも分かるが、

近い場所からは来れない理由が基本的に見当たらないだから出張はしない。
しかし、再三の頼みでどうも断り切れなくなって出張してみた。

地方なら駅前からタクシーに乗り、目的地までの見取り図を運転手さんに渡して、
「着いたら、起こしてください」と告げ、ねむっていれば起こしてくれるし、

「そのお宅はここですよと」極めて楽につける。ここは苦労して行った。
建て混んでいるので見取り図でもわからないし、タクシー無線で問い合わせ

323頁
て、住所を地図で調べて、無線で指示が来るがどうにも分からない。 
一建家である。 ついに分ったのは一メートルの路地奥一戸建にあった。

本当に地方の方がはるかに楽に行ける。こうゆう場合は行く前から
だいたい分かっている。近いのに通って来れない方は、相当に悪いので

治りが遅いか、あるいは少し回復する程度で終わってしまう。
いろいろな事情で、ある男性の嫁さんになり、妻ある男性を側面から支え、

同時に自分もお店を出してもらい、今では引退し、お手伝いさんが一日毎に来ている。
特別にどのような生活がいいか悪いとかいうのではない。

この人の性格からいって自分のナンパー2という立場から、
相手に迷惑をかけないように懸命に努力してきたという話や、

側面から経済的に支援するために自分でお店を経営して、そのご主人の急場に
お金を都合したり、また、自分の健康状態と性分から、結婚しない、

公式の場に出る事を好まない性格から、自分の立場をわきまえ
「本当に努力してきたんです」と早い口調で一気に説明をされた。

それはそれでよいのだが、あまりにも全てを完壁にやろうと自分一人で
頑張り過ぎ結果こうゆうふうになってしまったわけである。
水商売というのは、本来、昼間働く生産的仕事。つまり、橋を架けたり、

種を蒔いて畑を耕して収穫したり、山から掘ってきて世の中に役立つようにしたり、
そうゆう仕事をする人達が、疲れて何か精神的な『うさ』のはけどころを求める。

これを受け止めてあげる、疲れた人々のお守りをする仕事である。
『憂さ晴らし』はストレスをもった人間独特のことで他の動物にはない。

つまり、大脳皮質が発達して、組織というもの造って計画、生産、予測、
などを複雑ないろいろな事をやり、ストレスを作りながら生きて行く人間の独特の産物である。

次回へ続く・・・

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例(1000頁)
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ