山本作兵衛からのメッセージ １３０７１５

きょう、偶然テレビの番組で「山本作兵衛からのメッセージ」

という番組がありました。

絵を観てきたばかりなので、びっくりしました。




田川には２９０を超える山(炭鉱)があり、採炭量は日本一でした。







作兵衛さんは、「子や孫に山(炭鉱)の生活や人情を伝えたい」

と　絵を描き始めました。

この絵をを見る　後々の人が　

“こんな惨めな生活をしていた時代があったのだ”

と言えるような良い生活が出来ていることを信じて

このような悲惨な生活を描き残して置かなくてはいけないと

６６歳～９２歳までの間に　１５００枚いや何枚か分からないほど

ていねいに描き残しているそうです。







　



　





　




今も、日本の電力は石炭を使っての火力発電が中心になっていますね。

考えさせられます。

香春岳を通って １３０７１３

お父さんとおかあさんは、車で田川の香春岳の近くを通りました。

五木寛之の「青春の門」で御馴染みの　香春岳です。

石灰岩でできている香春岳は　３つの嶺からなりますが、

一つの嶺はセメント用に半分に切り取られて　形がすっかり変わっています。



小倉のほうから見た香春岳






金辺トンネルを越えて香春で見た香春岳



二つの嶺は健在です。

右側は削られて平らになっています。






日本セメントの工場が異様に大きくみえます。










はっぱできれいに切り取られた山



セメントの材料になったのですね。





田川の炭鉱の仕事の様子を描いた「山本作兵衛」の作品が

ユネスコの世界遺産に登録されたのを記念して

各地で特別展が開かれていますが、

ここの「中村美術館」でも特別展があっていました。

　
















国内外の有名画家による　いろいろな描き方の「バラの花」はおもしろかったです。

展示室の作品は撮れませんが　楽しい置物もたくさんありました。





　



普段訪れないところですが、面白いものに出会えておもしろかったです。