バルセロナが生んだ天才建築家 アント二・ガウディー。
31歳で「サグラダファミリア」の建築監督になり
亡くなるまで43年間、多くの時間をこの教会で過ごし生活のすべてを捧げた。
当時の富裕階級から寄付金を募り、
133年後の今も入場料と寄付金のみで建築が進められている。
「生誕のファサード(建物の正面)」
ガウディーが自ら指揮をとり 最初に完成させた部分。
キリストの生誕にまつわる「受胎告知」「キリスト生誕」
「働くキリスト」など40以上の彫刻で飾られている。
入り口を分ける2本の柱の土台には
変わらないものの象徴として “亀”が彫られている。
「受難のファサード」
「キリストの受刑」、「死」、「復活」がテーマ。
「最後の晩餐」から 「イエスの埋葬」までが彫刻で飾られている。
「鐘塔」
現在あるのは、「生誕のフアサード」「受難のフアサード」に4本ずつ 計8本。
これから建つ「栄光のファサード」に4本、福音史家の塔4本、
マリアに捧げる塔、キリストに捧げる最も高い170mの塔と
全部で18本になる予定。
アントニ・ガウディーは 路面電車に轢かれて亡くなったが
そのポケットに「受難のファサード」のスケッチが入っていたという。
いよいよ内部に…入る。