何時もの朝散歩は 安部山公園から 葛原の方へ
そして10号線へ下りて 水神社の方へ向かうのですが
今日の朝散歩は少し遠回りで 湯川の交差点まで足を延ばしました。
「以前は ここまでよく来ていたよねえ、おかあさん、」
思い出して サラちゃんは もっと先に行こうとします。
「この角に 黒い大きな犬がいたよねえ。」
サラちゃんは よく覚えていて探します。
「あ~あ、いないねえ。」
諦めて 湯川3丁目の方に向かいます。
「この辺りも 家が立ち並んだね。」
お花がたくさん咲いているお宅があるけれど また次にね。
幼稚園の方に 回ってきました。
サラちゃんは いつも幼稚園が気になるようです。
そこからは入れないよ。
「仕方ないね。」
諦めたかな?
「ここからは 入れないのかな?」
「わあ、声が聞こえるよ。」
この上の方に 沢山教室があるからねえ。
エアコンがたくさん並んでるね。
幼稚園に行く子供たちが来たからよけていようね。
歩きはじめたちっちゃい子ちゃんは、
犬を怖がらないのね。
どんどん近づいてきます。
ままさんは サラちゃんをよく知っているから
心配していない様子だけれど
サラちゃんより目線が低いから ちょっと心配したおかあさんは、
首輪をつかんでいました。
ちっちゃい子ちゃんは、怖がりもせず手を出して
サラちゃんの鼻をさわり、濡れているので さっと手を引っ込めました。
サラちゃんは澄ましているけれど
おかあさんは、ちょっとドキドキしました。
サラちゃんは、一緒に幼稚園に行きたいのかもしれませんね。