夫のことで、たっぷり悩んで悩やみぬいていた時、私には真剣にお互いの話の出来る友人 がいました。
自分が泣かしておいて、「00の奥さんと傷の舐めあいしてるんじゃね~~」と言うモラ夫(モラルハラスメントの略称)の0君が勝手の良いことを言っていた。
私と、このAさんは夫同士が友達でした。
そのAさんの夫も同じような、完璧なモラ夫だった。
私が思うには、ランクが家より上という感じがする人でした。
結婚したての頃会ったきり会っていなかった、夫の友達の奥さん。
お互い多すぎる悩みを持って、何故か引きつけられるような再会でした。
「お久しぶり、お元気でした?」と会った友人の奥さん、綺麗な女性だったのに白髪で顔はしっかり悩みの人相に成っていた。
夫を介してしか会っていないのに、何故か意気投合していた私達。
もじもじ しながら、これを言ったら可笑しい人と思われないかと思いながら、相手を探るように話し出した。
自分の今の思いを遠慮しながら「お宅の旦那さん、こんなことで怒ったりする、自分の行動を棚に上げてどう?」 自分が疑問に思うことを確かめる思いで話す。
「Oさんの言ってること全部分かる、理解できるよ」私は嬉しかった。
それからというもの、この友人と大変な旦那論議が始まった。
今思うと小さな自助会を二人でしていた、「00さんの言ってること何にも可笑しくないよ」「00さんの旦那さん、考えの基本が可笑しいよ」そう確かめ合わないと頭がパニックになるぐらい、妻を責める変わったモラ王だったからです。
今でも、年に1~2回遠くに離れていても会うことにしている。
私は別居、友人は共存別居の道を選んだ。
前にアディクションの講演会で、二人以上集まって話すことは自助会と言えるというお話しを聴いた事がある。 あの時二人で励まし合った集まりは小さな自助(助け合い)だった。
あの頃、毎日のように会って必ず幸せになろうね!って言っていた。
私達あの時本当に大変だったね、お互い乗り越えたね、もっと元気になろうね、この頃では笑い話になったりする。
ストレスは捨てたね!! 再会から16年が経っていました。
前に私は、夫からその人の旦那さんの話しは聞いていて、酷い人だなという印象を持っていた。
それを夫が私に話したのは、この男よりはましだろという私へのメッセージだったのだろうと今は思います。
悪いけど、どっこいどっこいよ、みんな他人なのにそっくりさんよ~~~だとつくづく思うのでした。
わたし達は、苦労した分もっと幸せになるからね~
( 隠れ自助会 )
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