大好きな音無秀孝調教師があと2週で引退となります。
開催日でいえば4日間。いよいよラストです。
音無調教師はJRA通算1000勝まであと5つとなりました。
厩舎スタッフも出走馬に究極仕上げを施すでしょうから、もう幾つかは勝てるかもしれません(ちなみに今週は10頭の出走予定です)。
それでも5勝はなかなかに厳しい数字です。
そして今週のフェブラリーSにも3頭もの精鋭を送り込みます。
昨日のフェブラリーS追い切り後の公式会見(YouTube)で音無調教師の話を私は仕事の帰り道でイヤホンで聞きながら駅から家までの道のりを歩いて帰りました。
本当に音無先生らしい飾らない、そして思ったことをはっきりと発言する先生の素朴なお人柄がイヤホンからよく伝わってきて「これで引退か」と思うとグッとくるものがありました。
音無先生は開業後、なかなか勝てずに相当苦労したようです。初年度は1勝。
そこで橋口弘次郎先生に頭を下げて厩舎運営のヒントをもらいに行ったそうです。そこで特に参考になったのが「人の動かし方」だそうです(ホントこれが管理者の悩みであり難しい事なんですよね)。
そうして一つ一つ勝ち星を積み上げ、師匠ともいえる橋口先生の991勝を追い越した訳です。
先生は恐らく1000勝にはそれほどのこだわりは無いと思います。
それでもなんとか勝たせてあげたい、私がそう感じるのだから、それこそスタッフは「先生に花道を」と遮二無二頑張るだろうと思うのです。
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先生は会見の最後にこう締めくくっています。
「まぁ、最後やからね。何頭出してもええかなって思いもあって。まぁ、G1だから結構メンバーも強いなって思いもまたありますよね。だからもう、みんなそれぞれ自分の力を出し切ってね、もうそれで着順には僕はこだわりません。3頭出したら3頭無事に上がってきてくれたらそれでいいなと思っています。」
私がいつもいつも言っている一番大切にしている事(信念とも言う)を音無先生も言ってくれました(泣)
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最後のG1に3頭を送り込む音無厩舎。
3頭とも栗東の坂路をそれぞれしっかりと追われました。
音無厩舎の得意の調教スタイルです。しっかりと力を出し切れる状態にあると思います。
私はこの3頭を軸にして3連複フォーメーションの馬券を買って応援したいと思っています。