まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

数値がわずかに上がっているが・・・

2025年03月12日 19時01分25秒 | 健康日記
今日で昨年の退院後、6回目の定期通院でした。

前回(5回目)も数値が0.1上がり、今回も0.1上がりました。
とにかく毎回0.1でも下げたいと思っているので、上がってしまった結果を口に出してみると、先生は「薬を減らしたからね。いいんじゃない?0.1なら誤差の範囲だし、このくらいは許容できるもので気にすることではない、このまま続けて欲しい」というものでした。

以前の私は結構強い薬を飲んでいたらしく、その薬をやめたから少し上がっているのだろうという事に結論付けられ、今回も合格という事になりました(祝)


とにかくこの日を迎えるにあたって結構な緊張感がありますし、1週前くらいからは本当に食事にも気を遣い、少しでも良い数値が出るようにと努力しています。
なので、検査が終わった後は「チートデー」(笑)
今日も食べたかったものを食べました。

今日はネギチャーシュー麺(中盛)1,300円

もう、ラーメンは昔で言うレストランに行くような金額を取る店も増えてきました。
このラーメンにちょっと1,300円は出せないですね。
もうこれで終わりにするかもしれません。

やはり私には「そば」が良いみたい。





あの衝撃の即入院から、もう一年を迎えようとしています。
今思えばあの時はだるいし、夜中には数回目が覚めるし、足はつるし、異常な状態でしたね。本当に倒れる寸前だったのかもしれません。
退院後、自らに「どんな一日でも8000歩は歩く」というノルマを課し、一日も欠けることなくこの6か月の平均歩数10,802歩とまずまずの結果。
これは引き続き続けていきたいですね。

何とかあと20年は生きたいと強く思う一日でした。

将棋ブームが再来

2025年03月11日 21時57分23秒 | 今日の日記
私の数ある趣味に「将棋」があります。
小さい頃に父に教わり、幼少期に好きになったものでした。
元々、コンピューターとの対戦よりも人と直接対戦するアナログなゲームが好き。ファミコンよりはモノポリーでしたね。
高校時代は部活の最中、ボードゲームばかりやっていたものでした。


数年前、藤井聡太さんが評判になっているので何十年ぶりかにNHKの将棋番組を見るようになりました。
将棋はそれこそ究極のボードゲームともいえるもの。

凝り性な私は勇気を出して地元の将棋クラブに入り、ほんの数ヶ月でしたが地元の人との対戦を楽しんでいたのですが、ほどなく世の中はコロナになりました。
緊急事態宣言も出され、当然、密を避けるために将棋クラブにも顔を出さず。
将棋って対面だし近いし一番ヤバい遊びですよね。
そんなわけで私の短い将棋ブームもあっさりと過ぎ去りました。


家にある高級将棋盤や彫り駒(キャロットの馬一頭出資できるくらいの価格です)も捨てはしませんでしたが、その後も全く使われていませんでした。


そんな消えかかった将棋欲が何故かまた最近ムクムクともたげてきました。
昔は将棋の本も60冊はあった(古本を中心に買いあさりましたが実は殆ど読んでいない)のですが、色々と整理を進め今や10冊程度にまで減少。
また最近NHKの将棋を録画しては観るようになってきました。
(今度の日曜日はNHK杯の決勝戦ですよ)

そして昨日、来月行われる地元の将棋大会に久々に参加申し込みをしました!!
ミッドナイトハイとでも言いましょうか、地元で大会があるのをたまたまネットで知って、急に将棋がやりたくなって申し込んでしまった訳です。
まぁ、やるからには全力で勉強して勝ち越しが決められるくらいになりたいです。〇〇高校の生徒には負けたくない!
ちなみに申し込んだクラスは5つあるうちの一番下のクラス。
実は私、弱いんです(笑)

昔、その将棋クラブに入っていた時の大会も「90人中80位」とかそんな感じでした(大汗)
それなりに素人ではない(棋力で言うと大体3~4級くらい?)と思っていましたが、世の中そんなに甘くない。自分より強い人はいくらでもいるのです。


今でも忘れないくらいに悔しかったのは地元の高校の将棋部の生徒さんと差して負けた時。
あの時の血圧は200を超えていたでしょうね。
確かに向こうは将棋部で、こちらは週に一度、録画したNHKの将棋番組を観て、たまに駒を触っているくらいのオッサン。
あんなにも悔しい思いをしたのは久しぶりでしたね。
その大会の翌週、職場の同僚に「〇〇高校の将棋部の人に負けちゃったよ」と言いまくり。もう、こちらとしてはあまりの悔しさにネタにするしかなかったのです(汗)



という訳で来月、大阪杯の日は将棋大会に参加です。
数年ぶりに将棋ウォーズも再開させて将棋をやるようになりました。
目標は3勝(勝ち越し)出来るように腕に磨きを掛けなくちゃ!!

こんなのやってみました

2025年03月05日 22時43分03秒 | 今日の日記

最近になってX(旧ツイッター)を始めた私。
自己紹介としてこんなのを作成してみた(笑)

レッドモンレーヴは京王杯から安田記念へ

2025年03月05日 21時00分00秒 | まさるの「この一頭」
先日のオーシャンSを走ったレッドモンレーヴは結局京王杯スプリングCから安田記念のローテーションとなりました。


レースは出遅れて流れに乗れず、上がり3F最速の32.3秒の末脚で懸命に追い込みますが7着まで。


なんとなくこうなるだろうとは予想していましたが、それでも今回の走り自体はなかなか良かったと思います。
このレースがきっかけで次走の1400mも追走は楽になるでしょうし、集中力が切れずに力が出し切れればチャンスはあると思います。
鞍上は引き続き田辺騎手の予定です。
いっそのこと、今年のローテーションは京王杯→安田記念→毎日王冠→天皇賞とかにしてくれないかしら(妄想)
もうゆとり教育はお終い。ラストの年になるだろうから、目一杯攻めて欲しいです!
モンレーヴもきっと耐え抜いてくれると信じています。

それにしても今からでも厩舎変わらないかしら・・・(まだ言ってる)
堀厩舎とかほり厩舎とかホリ厩舎とかが良いんだけどな(笑)

おっと!いけない!ついつい独り言(愚痴とも言う)が・・・。
誰が見ているか分からないのに。
もう少しネットリテラシーを学んだ方がいいですよね(爆)
普段はこんなにも優しい顔をしているのに、レースが近くなるとこんな風になっちゃう。
やっぱりサラブレッドだって全力で走りたくないんだろうな・・・。
そうやって考えると競馬って何なんだろうと思う。

初のスプリント戦

2025年02月26日 20時24分22秒 | まさるの「この一頭」
レッドモンレーヴが中山土曜日の重賞「オーシャンS」の出走を予定しています。

スタート下手だし、1400は良くてもスプリント戦には向かないだろうと思っているのですが、これがいいきっかけになって欲しいと思っています。
可能な限り、前向きに考えたいですね!

気性難のモンレーヴ。気持ちの問題もあってやってしまうと壊れてしまう事を恐れて今までまともな追い切りをしてこなかった印象があるのですが、モンレーヴも年を取り、ようやく枯れてきたようでしっかりとした追切が積めるようになってきました。
今日も美浦のウッドで4F51.6で終い12.7‐11.5の加速ラップでフィニッシュしています。いいね👍
レースの迫った毎週水曜日には3本のウッド追い切りを消化し、2月に入ってからはほぼ毎日坂路にも入れて稽古を付けられています。今日までで合計23本です。
ここまでしっかりと準備してスプリント戦に臨む訳ですから頑張って欲しい思いも強くなります。
改めて応援したくなります。


レッドモンレーヴはある意味不幸な馬です。
G1級の素質がありましたがイマイチそれを発揮する機会を得ることが出来ませんでした。
ずっと能力だけで走ってきたように感じていて、昨年あたりからようやく稽古が積めるようになってきた感じがしています。
厩舎も騎手もおっかなびっくりモンレーヴに接していては馬に舐められてしまいます。
現にレースではそういう面を出していて、持てる力のすべてがレースに向かっていません。

目一杯稽古を積んだ結果、レッドモンレーヴがキレてしまい、暴走してしまっても良いので『勝負』をかけて欲しかったです。特に去年の安田記念。あれがラストチャンスだったでしょう。


結局、何にも手を打てずに馬の機嫌ばかり伺っているうちにピークアウトしてしまったようにも思えるのです。
去年の富士S、あのレースは何ですか?
私は怒りを覚えましたよ。藤澤先生ならばこんな事しないって。
堀厩舎に転厩させてほしいと今でも思っているのですがそれは内緒にしておこう。


部外者の競馬素人の私にここまで書かれて陣営も燃えない訳がありません(笑)
その怒りをレースで証明してくれればいいのです。
レッドモンレーヴの力を存分に発揮させてくれればいいのです。


今年こそ父ロードカナロア、祖母エアグルーヴの血の力を見せてやれ!!
蛯名調教師も藤澤和雄先生をリスペクトするのは当然ですが、そろそろ自分のカラーを出して厩舎運営をしてもいいんじゃないですか?
蛯名正義厩舎、改めて応援しています!!勝負をかけて下さい!

WIN5やっています!

2025年02月26日 20時00分00秒 | TARGET始めました!
先日のキャリーオーバー以降、WIN5にも興味関心を示した私。
毎週、チャレンジしています。しかし、お金を投じてチャレンジしてはいません。
なぜならば全くかすりもしないからです(笑)
私の馬券は単勝を当てる馬券では無いのです。
今まで30年以上そう言う買い方、予想の仕方をしてきているので特に苦手なのかも知れません。

JRA-VANのTARGETではWIN5の予想配当などのシミュレーションなども出来るんです。
先日も40通りの購入をしたつもりでチャレンジしてみました。

上位人気を中心に検討しているのですが、全く当たらない(汗)
1番人気の馬が勝率30%程度だという意味も分かるような気がします。

今、考えている「今後買ってみよう」という時は、これは!と言う断然の馬が5つのレースの内少なくとも3つは存在していて、かなり荒れそうだというレースが1つある組み合わせです。
2×2×2×1×5=40点・・・これでも40点なんですよね。

意識して馬券を減らしている分をこうした別の楽しみ方で補おうとしているという訳です。
最近、真面目に予想してみるようになって、今までいかに「フィーリングで馬券を買っていたか」を痛感しています。
真面目にやると予想って凄く時間がかかるものなんですね。そしてじっくりと予想するから色々と考えるし、馬の事も覚えます。前回こんな感じでこの馬を評価した予想をしたな、とかある程度覚えているんです。
だから、メモを残す事ができるTARGETは有効なんだと思うのです。


WIN5は今まで一度も当てた事が無いので、今年は一回当ててみたいですね。
ドカっと500万円くらい当ててみようかと画策しています(笑)

音無厩舎、3本の矢

2025年02月20日 20時21分53秒 | 厩舎論
大好きな音無秀孝調教師があと2週で引退となります。
開催日でいえば4日間。いよいよラストです。

音無調教師はJRA通算1000勝まであと5つとなりました。

厩舎スタッフも出走馬に究極仕上げを施すでしょうから、もう幾つかは勝てるかもしれません(ちなみに今週は10頭の出走予定です)。
それでも5勝はなかなかに厳しい数字です。
そして今週のフェブラリーSにも3頭もの精鋭を送り込みます。

昨日のフェブラリーS追い切り後の公式会見(YouTube)で音無調教師の話を私は仕事の帰り道でイヤホンで聞きながら駅から家までの道のりを歩いて帰りました。
本当に音無先生らしい飾らない、そして思ったことをはっきりと発言する先生の素朴なお人柄がイヤホンからよく伝わってきて「これで引退か」と思うとグッとくるものがありました。


音無先生は開業後、なかなか勝てずに相当苦労したようです。初年度は1勝。
そこで橋口弘次郎先生に頭を下げて厩舎運営のヒントをもらいに行ったそうです。そこで特に参考になったのが「人の動かし方」だそうです(ホントこれが管理者の悩みであり難しい事なんですよね)。
そうして一つ一つ勝ち星を積み上げ、師匠ともいえる橋口先生の991勝を追い越した訳です。
先生は恐らく1000勝にはそれほどのこだわりは無いと思います。
それでもなんとか勝たせてあげたい、私がそう感じるのだから、それこそスタッフは「先生に花道を」と遮二無二頑張るだろうと思うのです。





先生は会見の最後にこう締めくくっています。
「まぁ、最後やからね。何頭出してもええかなって思いもあって。まぁ、G1だから結構メンバーも強いなって思いもまたありますよね。だからもう、みんなそれぞれ自分の力を出し切ってね、もうそれで着順には僕はこだわりません。3頭出したら3頭無事に上がってきてくれたらそれでいいなと思っています。

私がいつもいつも言っている一番大切にしている事(信念とも言う)を音無先生も言ってくれました(泣)




最後のG1に3頭を送り込む音無厩舎。
3頭とも栗東の坂路をそれぞれしっかりと追われました。
音無厩舎の得意の調教スタイルです。しっかりと力を出し切れる状態にあると思います。
私はこの3頭を軸にして3連複フォーメーションの馬券を買って応援したいと思っています。


何かが足りない??

2025年02月18日 20時54分49秒 | 今日の日記
今日は馬券回収率の話です。
古今さんの競馬予想YouTube番組に参加するようになって、「自分の予想スタイルに一本筋を通したい」という事でJRA-VANのTARGETを導入して早いもので6か月目となりました。
感想を言えば「10年くらい前からやっていればよかった」です!
競馬が大好きな方で、ある程度マメな方であれば絶対にお勧めします。
こんなに面白いものはない!!

このツールが一口馬主に直接影響するかどうかは微妙ですが、とにかく自身の競馬ノートとして色々と活用できる「競馬好きな大人のおもちゃ」(なんか卑猥だな笑)だと思っています。これだけ楽しめて月に2,090円は絶対に安い。

さて、馬券回収率の話に移りましょう。
2023年の馬券が年間回収率93%

この年から馬券、結構買っているね(汗)

2024年も年間回収率93%

これは完全にギャンブル依存症じゃないか・・・

そして今年の回収率が96%

去年に比べて金額も少しずつ抑えられてきています!


TARGETを導入して頑張ってもまだ100%超えないんですよね・・・。
まぁ、それでも楽しいからTARGET自体は良いんだけど・・・。


厩舎(調教)をベースに考える予想は私の軸となりつつあるし、完全にアナログ人間である私は半年経ちながらTARGETを全く使いこなせておらず、恥ずかしい限りですが、マイペースで毎日チョコチョコいじっています。
さて、私に足りないものは何だろう。やはり血統かな??
あと、出資馬を買う癖を完全に絶たないと・・・(これが結構大きいか?)
出資馬補正(▲50%くらい)をかけて厳選して勝負になる馬だけ買うように修正をしていけば100%になるかも(笑)

最近、固そうなレースは避けて、中穴を狙えるレースを見定めて馬券を買うようにしているのですが、この辺りも少し考えないといけないでしょうか?
さらにデータの少ない午前中のレースは買っちゃダメだと感じるようになってきています。
馬券を買うのはやはり特別レース以降に絞りたいですね。
ちなみに一番好きな馬券の券種は『3連複』です!


今まで30年間、完全にフィーリングで予想していたので、こうしてデータを取るようになって少しずつ修正されつつありますが、今後もTARGETを使って色々と調べられるようになりたいです。
今年こそ馬券回収率120%を目指します!!













ここまで読んでくださった読者の方におまけです。
以前公開しましたが、私の一口馬主の生涯成績は104.4%(昨年まで)と辛うじて100%超えなんですよね(中央重賞21勝もしているのによほど馬選びが下手という事)。
これも110%を目指したいです!!

レッドキングリー観戦記

2025年02月16日 19時34分37秒 | まさるの「この一頭」
結局、古今さんの予想番組にリアル参加をしました。
まぁ、あと半年くらいなので最後まで頑張りましょうかね。


あまり睡眠時間を取ることなく(これはまずいパターンです)、8時半くらいに府中本町駅に着いたわけですが、なんとビックリ。
元ダービーニュースの長谷川仁志さん(現在は馬サブロー)にコンビニ前で遭遇。
随分とお年を召されたなぁ、と感じた訳ですがそれもそのはず。私だって50を超えている訳ですからね・・・。
本当に色々と考えることが多くなります。

競馬場に9時に入り、いつものルーティーンを守ってまずは馬そばを食べた訳ですが、、、、うーん、どうでしょう。
私の中で立ち食いそばランキングがいよいよ動きましたね。
ええ、そういう事です。馬そばはもうトップを維持できなくなってきたという事です。
味も落ちているし、かき揚げは小さくなっている(昔の半分の大きさ)のに価格だけはどんどん上がり続けている、わざわざ馬場内まで行って食べるほどのものではないなと判断しました。
かきあげそば 580円。
今、トップの「一由そば」のジャンボゲソ天そば(540円)


今日の舞台である1800のスタート地点を撮影し、指定席に向かいます。



さらにルーティーンの馬頭観音、そして共同通信杯という事でトキノミノル像にも手を合わせておきました。









今日の馬券は全然ダメ。やはり寝不足で最後のジャッジが鈍ります。
大きな馬券を2つ取り逃しました。特に
やはり前日に夜更かしをしてそのままちょっと寝ただけではダメ。
翌日、競馬場に行く場合は例の番組のリアル参戦はしないように決めようかとも思っています。





喉が鳴ったというジョッキーの話が出ているようですが、今日の負け方ではさすがに贔屓目に観てもクラシックを戦うだけの力は無いと感じさせました。

喉鳴りも軽症であればよいのですが。。。
また、自己条件から頑張りましょう。

己に勝つ

2025年02月14日 21時00分00秒 | まさるの「この一頭」
2025 共同通信杯 予想

共同通信杯 予想 
◎ ⑧レッドキングリー 
〇 ⑨リトルジャイアンツ 
▲ ⑤ネブラディスク
△ ①サトノカルナバル 

買い目 
単勝 ⑧レッドキングリー  10,000円 



以下、自身の予想スタイルに合わせて本命馬の根拠を述べていきます。
 
①厩舎 

木村厩舎過去5年の東京芝1800成績は13-8-7-28と勝率23.2%、連対率37.5%、複勝率50%と優秀な成績です。
また、共同通信杯に絞っても1-1-0-0の好成績を示しています。
木村厩舎×ルメール騎手が最大の勝利の方程式も今回は厩舎お抱えジョッキーの北村宏司騎手。しかし侮るなかれ、過去5年の木村厩舎×北村宏司騎手との東京芝コースの組み合わせも6-5-3-31は勝率13.3%、連対率24.4%。 
これは平均人気5.7番人気(平均オッズ22.9倍)での成績。ルメールがいればルメールになる中で、乗り馬の質を考えたら健闘の部類であり、今回、再び訪れたチャンスに北村宏司騎手も燃えていると思います。 
個人的にはレッドキングリーはルメール騎手と合っていない気がしましたので、乗り替わりを聞いても殆どショックはありませんでした。 

②調教

木村厩舎の前週土日坂路時計が53.8-12.0秒(木村厩舎の勝負調教はこの前週土日の坂路早め追いがキモ。今回は勝負気配をビンビンに感じます)。
また肝心の当週の追切もウッド4F53.7秒、終い2F12.7-11.6の加速ラップを踏み、木村厩舎の勝負仕上げに相応しいものとなっています。 
私は毎日仕事から帰ってきてJRA-VANのTARGETを見ることが日課になっていますが、狙いの馬が良い時計を出しているのを確認すると仕事の疲れも飛ぶような気がします。
この馬が先週日曜日に坂路で好タイムを出したのを見て「よし」と握りこぶし。 水曜日ウッド11秒台の加速ラップを刻んだことで木村厩舎の勝利の方程式が完成した事で、出資馬であると言う私情を抜きにして本命視できるとガッツポーズをしました。

③レース内容
戦ってきたメンバーレベルは高かったと思います。 
東スポ杯2歳Sの1着クロワデュノール、2着サトノシャイニングの次走成績を見れば、勝ち馬と0.3秒差のこの馬にも十分に重賞を勝つチャンスはあるものと思われます。 
しかしながら、先週のゆりかもめ賞でファイアンクランツ(東スポ杯4着)が負けたことはショックでしたが、同レースの勝ち馬はレッドキングリーが新馬戦で4馬身ちぎったウィクトルウェルスであり、一応の面目を保つ形になりました。 
新馬、東スポ杯となかなかのメンバーで結果を出した事は強調材料と言えます。
しかし、東スポ杯で「明らかに余裕残し」でも圧勝したクロワデュノールと、「落鉄しながら2着」に粘ったサトノシャイニングの2頭だけが別格で強く、4着ファイアンクランツがゆりかもめ賞で敗戦したことで、3着だったレッドキングリー以下は案外と普通だった可能性もあるかもと気持ちが揺らいでしまいました。


レッドキングリーについて簡単に紹介します。 

<セールスポイント> 
本馬はスタートセンスが良く、競馬に前向きな馬で、前目に行ってしっかりとした脚が使えるのが長所と言えます。 2戦連続で33秒台半ばの末脚を繰り出しており、少頭数でスローの流れになりそうなレース展開もこの馬に向いていると思われます。
血統的に「天下の1号属」が今の府中に合っているかは分かりませんが、新種牡馬サートゥルナーリアの将来性を測る上でも楽しみな一戦となりました。 
デビュー戦に乗った北村宏司騎手も「能力は相当高い」、前走乗ったルメール騎手も「重賞級の素質馬であることは間違いない」と称しています。 
両ジョッキーのコメントからも能力は担保されていますが、その「持てる力が発揮できるか」が正直分からないと言うのが本音です。 
なお、本馬は競馬予想TV井内利彰さんの「新馬戦における将来有望調教」に該当しているので、個人的には今回はもとより将来を楽しみにしています。

<ウィークポイント>
テンションは高め。体のバランスが整っていないせいか口向きが悪く、左に張る癖があります。
デビュー戦で乗った北村宏司騎手も「腕がパンパンになるくらいに行きたがって大変だった」とコメントを残したほど。操縦性に難があるため乗り難しいようです。 
デビュー前には「レースで逸走してしまわないか心配である」と公式コメントがあった程の気性的な問題は付きまといます。
外枠に入ったのも嫌な材料です。前に壁を作りたいので引っかかってしまったら惨敗もあり得る話です。
「精神面がまだ幼くて気持ちが安定しないだけに、レースでも自分との戦いになりそうですが、能力を最大限に発揮出来れば当然チャンスはあるはず。それだけのポテンシャルを秘めた馬ですからね。期待を持って送り出したいと思います」と木村師は締め括っています。 


頑張れキングリー!!己に勝て!!