先週火曜日、「バチカンで逢いましょう」を新宿の武蔵野館で観た。
祝日だったためか、初回上映でもほぼ満席。そして、80%がシニア層。
この映画、シニアしか観ないのか。シニアばかり、といえば、岩波ホールが
浮かんでくる。 今、岩波ホールで上映中の、アンジェイ・ワイダの「ワレサ 連帯の男」
も最近気になる1本だ。
「バチカンで逢いましょう」はまあまあ、の作品。
ところで、作品最後のシーンでの日本語訳がオリジナルと異なっているのが
ちょっと気になった。
主人公が相手役男性とスクーターに二人乗りをして、ローマの街から
駆け抜けて行くシーン。
男性に「どこに行きたい?」と問われて、主人公は「モナコ」と答えて
いるのだけれど、日本語字幕では「ミュンヘン」になっているのだ。
主人公の故郷はバイエルンだから、「ミュンヘン」という訳にしたのだと
推測するが、ミュンヘンは主人公にとっては「過去」である。
これから新しい未来に向かって進んでいく、という映画の筋だから、
ヨーロッパ人にとっての避暑地、明るい楽園を意味する「モナコ」が正しいのだ。
だから、日本語訳も「モナコ」にした方が良い、と僕は思う。
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祝日だったためか、初回上映でもほぼ満席。そして、80%がシニア層。
この映画、シニアしか観ないのか。シニアばかり、といえば、岩波ホールが
浮かんでくる。 今、岩波ホールで上映中の、アンジェイ・ワイダの「ワレサ 連帯の男」
も最近気になる1本だ。
「バチカンで逢いましょう」はまあまあ、の作品。
ところで、作品最後のシーンでの日本語訳がオリジナルと異なっているのが
ちょっと気になった。
主人公が相手役男性とスクーターに二人乗りをして、ローマの街から
駆け抜けて行くシーン。
男性に「どこに行きたい?」と問われて、主人公は「モナコ」と答えて
いるのだけれど、日本語字幕では「ミュンヘン」になっているのだ。
主人公の故郷はバイエルンだから、「ミュンヘン」という訳にしたのだと
推測するが、ミュンヘンは主人公にとっては「過去」である。
これから新しい未来に向かって進んでいく、という映画の筋だから、
ヨーロッパ人にとっての避暑地、明るい楽園を意味する「モナコ」が正しいのだ。
だから、日本語訳も「モナコ」にした方が良い、と僕は思う。
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