もう後戻りはできない・・・。前進あるのみ!
はい、昔から「形から入るタイプ」なのかもしれません。私の父も普段はケチなのに、自分の好きなもの、こだわるものにはお金を惜しまない人でした。そういう意味ではかなり父の血を引いてます。何か凝り性のおやじみたいです、私。
HOME STUDIOなるエントリーユーザー向けは、ソフト音源がないに等しいとのことで、上位クラスを勧められていました。それで一応SONAR8のPRODUCERの一つ下のSONAR8 STUDIOを考えていました。この2つはだいたいお値段に3万円くらいの差があります。ところが「ピアノの音がいいこと」「ライブで使える音色のいいドラム音源が入っていること」を条件に挙げたら、この2つのソフトの違いがまさにそこだった。しかも最終的にCD並みのクオリティを追及するとなると、マスタリングが必要になってくるそうなのですが、SONARでマスタリングのできるものは8のPRODUCERしかないとのこと。
最近8になってから、やたらとグレードアップしたらしく、このお値段でこれだけの機能を備えたものは他にはないと言われてしまいました。一応CUBASEについてやWindowsでの楽曲制作に無理はないのか、ということなど、小一時間かけて色んなことを聞きました。その店員さんはMacのLogicもProToolsも使っているという、DAWソフトにかなり詳しい方で、ソフトにはそれぞれ個性があるが、できることについては今はどれも差がなくなっているとのこと。扱いの難しさも特別どれがというのはないとのことで、エントリーユーザー向けだからすごく簡単!ということでもなさそう。ミュージシャンでMacを使っている人が多いことについても、先にMacが音楽制作に力を入れていた名残りだとか。いずれMacを導入したとしても、今はMacでWindowsのソフトを使えるので、SONARがMacでも使えるんだそうです。
まあ、元々その店員さん、Rolandブース担当の思いっきりSONARのバッジをつけた人だったので、勧められるのはわかってはいたのですが、一応色んな他のソフトとの比較も説明してくれた上でのことだったので、ある程度納得はいきました。予算よりかなりのオーバーだったのですが、店員さんのご配慮で納得のいくお値段で購入することができ、貯めていたバイト料プラス今度入るであろう定額給付金の私の分をそれに当てようかと。
色々と迷って迷って、結局元のさやに戻りました。Rolandはヘルプデスクも充実しているし、件の店員さんも「わからないことは何でも電話してください」と言って下さったので、これからGWにかけてSONARと格闘してみようと思います。何せ「Fantomで10分かけてやっていたことがSONARだと数秒で終わります」と言われたのですから、何としてでも使いこなせるようになりたいところ。早く「SONARユーザーです」と胸はって言えるよう、がんばりまっす