標高1918mのしらびそ高原に遠山森林鉄道で使われていた車両が保存されています。
酒井製機関車No.79とB型客車4号、それに運材台車1組の編成。
79号は前面真ん中の窓がHゴム1枚のタイプ。
だいぶ窓ガラスが失われているものの、塗装がなされておりそれなりにキレイ。
内部。窓が無いのでよく見えます(汗
気が付いたのは屋根
頂上部が木製で、上から薄い金属板で覆って仕上げてあります。
どうしてこのような仕上げなのかは不明ですが、写真を探すと木曽にもこのタイプがあります。
B客の4号
木造で年々歪みが酷くなってきています。
なぜかハエが発生してるし・・・
・・・このままでは数年内に倒壊してしまいそうです。
木曽管内にいた客車と同一のようです。
腰板の横羽目板は6枚。
車内
窓上にあるのは網棚ではなく掴み棒?
扉は腰部分の板が2枚の物と3枚の物が使われています。
かつて塗られていたペンキが露出している。
上が黄色で下が青緑?
現役時代は朱色と青のツートンだったようだが退色したものか?
台車は後ろの運材台車と共に板バネのついたもの。
これは木曽と異なります。
また木曽のには出入りのため左右に張り出すように鉄板が貼られている(全部かどうか不明)のですがそれはありません。
(2016年10月16日訪問)