あせらずに のんびりいこうよ あるがまま
六月の・・・風!
(C) 岡本 肇 2009年 招き福ねこ暦 六月から
《 風 》
◇山背 [ やませ ]
晩春から夏に北海道・東北・関東などの太平洋側で吹く冷湿な北東風。
梅雨寒(つゆざむ)や日照不足をもたらし、しばしば冷害を起こす。
◇だし
日本海側の渓谷部から平野・海上に向かって吹き出す、暖かく乾いた
東よりの強風。
おぼねだし(秋田)、清川だし(山形)、荒川だし(新潟)など。
船を日本海に押し"出す"のが語源。
◇あいの風
春から夏にかけて吹く、北東から南東までの風。
地域によって風向きが異なる。
福井から新潟までは東の風。あゆの風ともいう。
◇南風 [ はえ ]
夏、南から吹いてくる風。
梅雨入りのころ黒い雨雲の下を吹くのが黒南風(くろはえ)、
梅雨明け後の明るい青空の下を吹くのが白南風(しらはえ)。
◇季節風
季節によって一定方向に吹く風。
日本付近では、冬の北西季節風や夏の南東季節風。
印度や東南亜細亜一帯の夏の南西季節風(モンスーン)は雨期を含めていう。