大変お久しぶりです。
3年の宮城です。最近思うことがいくつかあったので、書いていきたいと思います。
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(1)今の自分の現状
今に始まったことではないが、名古屋大学の建築学科に在学する自分は大学での勉学と柔道の両立に苦しんできた。
名古屋大学に限らず、世界中の建築学科の者は皆、睡眠時間を削り起きている時間の多くを建築に費やすという。
考えてみれば当たり前だ。
建築とは、人が活動するための空間である。
人は建築によって作り出される空間で食事を取り、会話をし、生活する。
そんな建築を学ぶことは生半可なことであるはずがなかったし、適当なものでいいはずがない。
つらいことの多い建築の勉強だが、将来社会へ貢献するんだという気持ちは尽きない。
しかし、自分には建築学科としての顔以外にも柔道部員としての顔もある。
当然練習へ参加する義務がある。特に現在最上級生である自分は新入生や下級生に部員としての在り方を態度で示さなければならないし、後輩が困っていることを毎日の練習で感じ取り相談に乗らなければならない。
だが、これらのことは今の自分は本当にできているのだろうか。
先輩方の期待に応えられているのだろうか。
まして今や自分は怪我により乱取りの参加ができていない。部のお荷物になっているのではないかと感じることがよくある。
そんな中で、ここ最近感じることがあった。
(2)最近思うこと
ここ最近、建築学科の勉強の強度はよりいっそう強くなっていた。
週に一度の徹夜は毎度のことながら、連日で徹夜をしなければならない状況も多々あり、よく教授から厳しいお言葉をいただくこともあった。
だが、勉強がつらかろうと柔道部員として練習に出なければならないことには変わりなく、勉強と柔道の間で揺れ動く気持ちはどんどんと大きくなっていった。
将来建築を通して社会へ貢献したいという気持ちも、仲間と共に七帝戦を目指し闘いたいという気持ちも、どちらも本物である。
その実現には、自分自身から何かを変える必要があることは確かだった。
現状の自分の能力では何もできない。
そう思うと、「何かを捨てなければならない」、という一つの結論に気づかされた。
そのためには、大きな覚悟が必要だった。
捨てなければならないもの、それは健康ではないことは確かである。徹夜なんてものは何日も連続でしてはいけない。長期的ではないし、自分のためにならない。
また、人との信頼関係でもない。大学へ来て学んだ最も大きなこと、それは人とのつながりの大切さだ。
大切なことは、何事、誰に対してもまっすぐ向き合うことだと思う。
人なら誰にでも限界がある。「何かを捨てなければならない」とは、諦めることではない。自分の大切なもののために他のものを捨てる覚悟であり、自分の限界を知ったうえでできることを全力で行うことである。
そう気づいた自分は、ただ闇雲に突っ走るだけではない。何が大切か判断し、それに対して全力で取り組んでいる。
3年の宮城です。最近思うことがいくつかあったので、書いていきたいと思います。
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(1)今の自分の現状
今に始まったことではないが、名古屋大学の建築学科に在学する自分は大学での勉学と柔道の両立に苦しんできた。
名古屋大学に限らず、世界中の建築学科の者は皆、睡眠時間を削り起きている時間の多くを建築に費やすという。
考えてみれば当たり前だ。
建築とは、人が活動するための空間である。
人は建築によって作り出される空間で食事を取り、会話をし、生活する。
そんな建築を学ぶことは生半可なことであるはずがなかったし、適当なものでいいはずがない。
つらいことの多い建築の勉強だが、将来社会へ貢献するんだという気持ちは尽きない。
しかし、自分には建築学科としての顔以外にも柔道部員としての顔もある。
当然練習へ参加する義務がある。特に現在最上級生である自分は新入生や下級生に部員としての在り方を態度で示さなければならないし、後輩が困っていることを毎日の練習で感じ取り相談に乗らなければならない。
だが、これらのことは今の自分は本当にできているのだろうか。
先輩方の期待に応えられているのだろうか。
まして今や自分は怪我により乱取りの参加ができていない。部のお荷物になっているのではないかと感じることがよくある。
そんな中で、ここ最近感じることがあった。
(2)最近思うこと
ここ最近、建築学科の勉強の強度はよりいっそう強くなっていた。
週に一度の徹夜は毎度のことながら、連日で徹夜をしなければならない状況も多々あり、よく教授から厳しいお言葉をいただくこともあった。
だが、勉強がつらかろうと柔道部員として練習に出なければならないことには変わりなく、勉強と柔道の間で揺れ動く気持ちはどんどんと大きくなっていった。
将来建築を通して社会へ貢献したいという気持ちも、仲間と共に七帝戦を目指し闘いたいという気持ちも、どちらも本物である。
その実現には、自分自身から何かを変える必要があることは確かだった。
現状の自分の能力では何もできない。
そう思うと、「何かを捨てなければならない」、という一つの結論に気づかされた。
そのためには、大きな覚悟が必要だった。
捨てなければならないもの、それは健康ではないことは確かである。徹夜なんてものは何日も連続でしてはいけない。長期的ではないし、自分のためにならない。
また、人との信頼関係でもない。大学へ来て学んだ最も大きなこと、それは人とのつながりの大切さだ。
大切なことは、何事、誰に対してもまっすぐ向き合うことだと思う。
人なら誰にでも限界がある。「何かを捨てなければならない」とは、諦めることではない。自分の大切なもののために他のものを捨てる覚悟であり、自分の限界を知ったうえでできることを全力で行うことである。
そう気づいた自分は、ただ闇雲に突っ走るだけではない。何が大切か判断し、それに対して全力で取り組んでいる。