meisou

記憶を補完するための記録

カネコアヤノ 岩手県公会堂

2023-05-16 20:20:07 | 音楽

カネコアヤノの岩手県公会堂の公演に行ってきました。

先日、ベースの本村さんが電撃脱退(解雇?)、その前のドラムのbobの脱退も残念だったんだけど、

バンドとしてとてもいいメンバーだったし仲良さそうだったのでほんとにびっくり。

このことをあまり詮索しないほうがいいのだとは思うんだけどねー。

 

なんとなく情報をあまり追ってなくて、だってアヤノちゃんはインスタの投稿ほとんど消しちゃうし、

林くんもSNSやめちゃったし、ツイッターもなんか最近おかしい(ツイッター仕様のこと)。

本村さんの脱退でツアーの日程が飛んだってのは知ってたんだけど。

 

それで岩手がホールツアーの初日になったのね。

実はこの公演があることに気づいたのが前々日。調べたらチケットあるじゃん。あるのかよ!

そしてラジオで六角精児さんが「やさしい生活」をかけたのが大きかったね。

でも公演日がうちの子の誕生日だったから、ごめんね誕生パーティーは前日にしよう、と。

誕生パーティーと言ってもピザを食べるだけなんだけど。

 

前置きが長い。

ツアーはまだ続くのでネタバレしない程度に感想を書きます。

 

岩手県公会堂は96年の歴史のある建物。その雰囲気がカネコアヤノにとてもあってた。

ホールだけど飾り気のないステージ。ぶら下がった電球。色はなし。

MCなし。99%着席スタイル。アンコールなし。初期エレカシかよ。

新ベースとドラムが加入して日が浅いからバンドとしての一体感はこれからだと思ったのだけど、

どうしても前のメンバーと比べてしまう。曲の入りのカウントとか、コーラスとか。

ドラムはロックだった。ベースは短時間でがんばったな。本村さんがビジュアル的にも良すぎたので比べてしまう。ふつう。

でもアレンジとか、曲によっては深みを感じた。林くんの音の魔術師ぶりもすごかったし、アヤノちゃんも歌声いいね。

音響派というか、そういう方向に向かっているのか。キャッチーな曲はもうやらない。

 

カネコアヤノを観るのは3回目、野外フェス、ライブハウス、そしてこのホール。

これまで以上に観客とのコミュニケーションを排除したようなコンサートであった。

観客もなんとなくどう反応したらいいのかわからないようではなかったか。

少なくとも私は、もっと盛り上がりたいと思ったけど、盛り上がれない(まわりの観客のノリ含めて)もどかしさみたいなのを感じた。

最後方席でなに言ってると思われるかもしれないけど。

林くんのギターが炸裂する「さよーならあなた」のときが一番観客の反応が良かった。歓声もあがった。

そこにはロックのダイナミズムがあった。

私が好きなもの、カネコアヤノのファンが求めているもの、カネコアヤノ本人が目指しているもの、

観客との脱コミュニケーションも、なんかアンバランスさがあった。

そこも含めての魅力だとも言える。簡単じゃないのだ。潔癖だと思った。

まあ急に愛想よくされても、「カネコー!なにがあったか言えー!」って叫んじゃいそうだ。

 

林くんのファンなので、林くんが岩手に来てくれたってことがうれしかった。また会えるかな。

スピリチュアライズドのジェイソンみたいに突然、メンバー全員クビ!おれがカネコアヤノだ、と言いそうで怖い。

そういう危うさがカネコアヤノにはある。

 

ワンピース着て行って良かったです。アヤノちゃんも黒ワンピだった。

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奥州ジェットフェス

2023-05-06 12:52:45 | 音楽

アメリカンワールドで開催された、ギターウルフの奥州ジェットフェスに行ってきました。

なんと無料のフェス。ギターウルフすごいなあ。無料だからうれしいというより、無料にする心意気がすごい。

 

この日はGW5連休初日ということで各地でイベントがたくさん。

県内でも他にも行きたいイベントがいろいろあったけど、やっぱりギターウルフが近所に来てくれるって、行くしかない。

 

イベントは他にも鬼剣舞や地元アイドルのチャーマンズや県内や東北で活躍中のバンドなども。

アメリカンウェーブのメタル店長のバンドBASTAHAZEも出演。

 

そして楽しみにしていたゆるキャラみーてぃんぐ。

 

ゆるキャラ界のスーパーアイドルたかたのゆめちゃんなど人気のゆるキャラがいっぱい来てくれた。

みんなかわいい。

 

ギターウルフはロックンロール!圧巻のステージ。

セイジさん赤い革に着替えてた。

ベースウルフGOTZが奥州市出身なんだよ。

観覧車の前で演奏するのかっこいい。

子を連れて行ったので、子の好きな「ジェットビア」をやってくれてうれしかった。

20代のころ何度かライブに行ったけど、あの頃のままのロックンロールなセイジさんだった。

ほんとにすごい。

来年もやりたいと言ってくれた。待ってるよ!

 

反省としては、ゆるい格好で行ってしまったので、もっとロックなファッションで行けば良かった。

来年あるとしたら気をつけよう。

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名古屋⑥ ASH

2023-04-11 22:07:26 | 音楽

アッシュの名古屋公演に行くことにしてから、AppleMusicで聴き直したり、聴いていないアルバムを聴いたりしていた。

そう、ここ何年も聴いてなかったというのが正直(しょうじき)なところ。

UKロックを聴きまくっていた頃、とても大好きだった青春のバンド。

アッシュって海外のバンドなのに、友人がやってるバンドのような親しみやすさがある。

1977年生まれってのも、自分より若いバンド出てきた!って思ったよね。

 

そんなアッシュのライブはなんと結成30周年なの?そんなに?

来日は7年ぶりなんだって。

私は2007年のフジロックで観て以来。

 

昔好きだったバンド、くらいの気持ちで軽い気持ちで行って申し訳ないくらいの楽しいライブだった!

ティムはニコニコして優しくてかっこいいまま。歌声もそのまま。

ベースのマークは黒ラベルを飲みながら、ちょっと体格よくなった?男気サンダーバードを振り回してかっこいい。

ドラムのリックは風貌変わりすぎ。Jマスシス?堅実なドラムプレイは変わらないなーと思った。

これでもかというヒットパレードで、序盤の「A Life Less Ordinary」のイントロで涙ドバー。この映画の内容はぜんぜん覚えてないけどこの曲はとてもいい。

けっこう古い曲もいっぱいやって「Uncle Pat」とか。

もちろん「1977」からの曲も。

「Kung Fu」でマークがフロアに降りてきて!私の目の前で!ベースを弾いて!あの、ドーン、ドーン、ドーンドーン…ドドドド…の間奏のところ!もうキャー!ってなってたいへんでした。死ぬかと思った。ここはどこ?今何年?ってなった。矢場とん!(会場の名古屋クアトロは矢場町だった)

 

昔の曲をいっぱいやってくれた良かった、というよりも、今のアッシュが変わらず元気でかっこよくて、ほんとに楽しいライブをしてくれたということがとてもうれしかった。

本人たちが楽しそうだったのがとても良かった。

フライヤー昔の写真だったね。

サイン入り歌詞カードという謎グッズを買った。

 

名古屋レポ続くかも。

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名古屋③ エレカシ

2023-04-09 21:05:36 | 音楽

エレファントカシマシのアリーナツアーの愛知ガイシホールの公演に行ってきました。

エレカシを観るのはけっこう久しぶり。いつ以来?

ミヤジソロは観たけど、やっぱりエレカシが観たいんだよねえ。

 

ガイシホールは外観もスポーツ施設ってかんじ。

たくさんの人がいた。

数年前に出会ってお友達になった東京のエビバデさんが来ているとツイッターで知って、連絡してみたら会うことができた!

なんかすごく知ってるような気がするんだけど、実は会うのは2回目なんだよねー。でもなんか縁があってSNSで親しくさせてもらっていて、久しぶりに会うことができてうれしかった!

 

会場入り。ステージ側の2階席。けっこう近いような気がした。

 

ライブは、どこかで誰かがレポートを書いてると思うから詳細は書かないけど、やっぱりロックバンドでエレカシはエレカシだった。

「珍奇男」を生で観たのもしかして初めてかもしれないと思った。あったかな?怒涛のグルーヴ。

キーボードのサポートが蔦谷好位置さんだったので、蔦谷さん寄りな選曲な気がした。蔦谷さんとストリングのみの曲もあったしなあ。

でもやっぱりエレファントカシマシの4人がいてくれると安心する。ミヤジがめちゃくちゃやっても大丈夫って思う。

ストリング隊のみなさんが、演奏しないときは拳をあげてノッているのがとてもほほえましかった。

桜の花、舞い上がる花道も感動的だった。

最後の最後のアンコールの「待つ男」の最初のベースでひゃあああと声が出てしまった。

真っ赤なステージ。それで終わった。圧巻。

 

ほんとにメンバーみんな健康で長生きしてずっと続けてほしい、と心から思った。

名古屋レポまだ続きます。

 

 

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HERE NOW

2023-02-04 09:05:11 | 音楽

HERE NOW present by INAKA FES CAMPに行ってきました。

イナカフェスとは花巻市の童話村で開催されていたイベントで、今回のライブはその企画です。

bonobosが3月に解散するのでその前に岩手でライブを、とのこと開催されたっぽい。

イナカフェスにボノボが毎回のように来てたそうで。実はイナカフェス近いのに行ったことない。

 

会場は岩手県公会堂。とても古い建物。外観からも歴史を感じる。

開場時間についたのに、まだリハしてるようで30分ほど待たされた。

 

最初の出演はドミコ。岩手県久慈市の出身。

ドラムとギターボーカルの2人組。プログレッシブなホワイトストライプス、というイメージでいたのだが、ヤンキーだった。

ループステーションを使用して音を重ねて演奏していた。これだとメンバー2人でも音は4人や5人分くらい出る。言うこと聞かないメンバーと一緒にやるよりいいのかもしれない。

ボーカルが意外とブルージーだと思った。

愛想がなくて、thank you(ぶぇんきゅー!)しか言わなかった。

投げ捨てるように帰っていった。

 

2組目は奇妙礼太郎。

すごいバンドに囲まれて…と朴訥なトーク。

アコースティックギター1本での弾き語り。

ほんとに声がいい。奇妙さん意識してから初めてちゃんと観た。

会場の岩手県公会堂を、ドリフを収録していたような会場、と言っていた。

とても雰囲気がよかった。奇妙じゃない。

 

ラストにボノボ。

正直(しょうじき)あまりちゃんと聴いたことなくて、超有名曲をちょっと聴いたことあるくらいだった。

「ボノボスがくる」と夫に言ったら「ボノボじゃないのか」「いやボノボスだボノボじゃない」「それはボノボと読む」「知らんかった」という会話がなされたくらい知らなかった。

トークでは3月に解散するとは思えないような、ほのぼのとした雰囲気だった。解散前のバンドってピリピリしてるもんじゃないの?ブランキーとかルナシーみたいにさあ…?

全人類、愛、肯定!ってな感じでピースフルなステージでした。

でも演奏が超絶上手くて、ドラムがドラムンベースみたいだったり、意外とファズギターがうるさかったりした。

 

以上、タイプがまったく違うような3組でした。でも音楽好きが好きな3組、が集まった。

宣伝が少なかったせいかそもそもの集客力が少ないのか、会場の半分くらいしか席が埋まってなくて、最後は空いているうしろのほうでゆっくり観ました。ホールもいいけど、野外向けイベントだったかもね。真冬だからしょうがないけど。

 

会場から1キロほどのお寺で同じ頃に下津光史がクダンズの企画でライブをやっていて、それもすごく行きたかった。先に知ってチケット取ったほうを優先した。泣く泣く。

岩手でこんなに貴重なイベント少ないのになんでかぶるのよ。だったら合同でやってくれても良かった。

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