盛岡の街中でお昼ご飯を食べよう、と思い、ちょうど川徳のサンリオショップやスヌーピーの催事を見たついでに
デパートのランチというものもいいかな、なんて思ったのだが、日曜のデパートのレストラン街の混み合い方は予想以上だった。
だったら、どこでもいいからとりあえず軽く食べられたらいい、くらいの気持ちで川徳を出て、行列のできるラーメン屋を横目にして、とある老舗のホテルのランチの看板の前に立った。
ホテルだけあって見た目は豪華。でもランチタイムメニューなのでリーズナブルである。
てきとうに、ここでいいかなーなど考えていると、隣に上品な老婦人が同じく看板を眺めている。
「川徳で、食べようかと思ったんだけど、人がすごくてね、あれじゃ1時間以上待たされちゃう。どこか他のところで、と思って、ここもいいわね。混んでいないし」
老婦人はまったく私と同じでデパートのレストラン街からはじかれてここにたどり着いたようだ。
「私も。川徳、混んでましたね。ここなら空いてそうですよ」
私はたまたま通りすがりにあったリーズナブルなホテルランチに特別惹かれたわけではないが、行列に並んでご飯を食べるほどの情熱もなく、このすぐ座れておそらく内容も良いであろうホテルに入る気になっていた。
老婦人もランチメニューに惹かれているというよりはとりあえず今並ばないで入れるお店を求めているようだ。
「そうね、ここでもいいかしらね」
なんとなく決めかねている様子だったので、どうせこちらも一人だしなあ、と思い、
「よかったら、ここに入りませんか、私も一人なのでご一緒してもいいですよ」
と誘ってしまった。なんか誘わなくてはならないような気がしてしまったのだ。
「あら、それじゃあ、よろしくお願いしますね」
初対面なのにお二人様で、と席についた。
ああ長くなりそうなので、あとは端折るけど、なかなかの都会的で活動的でお元気なご婦人でした。
宮古市田老から盛岡に6年くらい前に引っ越してきたそうです。
前は社交ダンスをやってたけどお金もかかるので今はフォークダンスをやっていて、グラウンドゴルフもご趣味だそう。
若いときは走り幅跳びの記録を持っていたけど、そのときの証拠は津波で流されてしまったそうです。
楽しい時間をありがとうございました。お元気で、と別れました。
このことで私はこの日のパワーを使い切ってしまったようだった。
延期になっていたSaToMansionの盛岡おでってホールのライブ、昼公演に行ってきました。
のんびり行きすぎて物販が終わっていて、終演後も物販開かなくてなにも買えなかった。
ライブはあまり変わらないというか、かっこいいんだけど。
曲もいい。でももうちょっとどうにかならないかな、という気持ち。
ちょっと停滞している。私の気持ちの問題かもしれない。
こんなもやもやした気持ちにならなくていいくらい売れてくれ。
櫻山神社で煉獄さんと猗窩座いた。