成長しすぎる金魚のきんとき。
大きくなりすぎて水槽の水替えもたいへんなのであまりマメに替えてやらず、水槽内のバクテリアの自然の力にまかせがちだった。
それが多分ダメだったんだと思うんだけど、ある日、水槽の壁に貝が発生していた。ぎゃー!
調べたらおそらくサカマキガイ。水質が悪くなるとどこからか発生するらしい。どこからかってどこ?
水草のアナカリスはちゃんと洗ってから入れているので謎。
貝は3匹ほどいたのだが、放っておくと大繁殖するとか。恐ろしいのでさようならしてもらった。
コケを食べてくれるからあえて貝を入れている人もいるらしいけど、上級者の技っぽいし、
大繁殖するとむしろ有害のようなので、さようなら。
そして本気の水槽掃除、水替えをした。
その事件が関連するかわからないのだけど、きんときがたまにバシャバシャ!と暴れるときがあって、水槽の周りが水浸しになることがあった。そしてきんときの口元あたり、なんかただれてる?炎症のような。
痛いのかかゆいのか、それで暴れるのか。
いろいろ調べたけどなんの病気か判断できず。口腐れ病?白点病?それとも寄生虫?
わからなかったのだけど、薬浴というものがあるということはわかった。
ホーマックの金魚売り場でそれらしき薬を買ってみた。薬も何種類かあってわからなかったけど、万能そうなものを買った。
説明書の通りに水槽に薬投入。
水が青くなった。
こんなに青くて大丈夫?きんときの姿が見えない。
この青い水は翌日になったら色が薄くなっていた。
次の次の日くらいに気づいたのだが、この薬で水槽のバクテリアが死ぬらしい。
バクテリアが発生するという石を入れたままだった。急いで取り出した。
あとエサは薬浴期間中は与えないほうがいいとのこと。
バクテリアがいないと水の浄化作用がないため、エサやフンで水質が悪くなってしまうらしい。
金魚は一週間エサを食べなくても平気…だと?
きんときはなんで毎日あんなにエサくれエサくれって催促してたんだ。食べなくても死なないんじゃないか。
そしてこの薬浴期間、エサくれと催促されることもなく。本人(魚)、病人(魚)だって自覚があったのかしら。
若干弱っていたのか。
そんな薬浴生活。一週間ほど経って、徐々に正常な水に戻している。
きんときもエサくれエサくれって元気に泳ぐようになって、回復したようだ。
口の周りも前より良くなってきたようだ。
薬浴期間が長すぎると金魚が弱るらしいので、このくらいであとは自然の治癒力にまかせる。
きんときは体が大きくて丈夫そうなのでまだまだ生きそうだ。