稀勢の里

春場所！
稀勢の里が新横綱の場所で優勝！

12日目までほんと強かった稀勢の里。
優勝ダナーと思って見てた。
13日目、日馬富士との一番で負傷。
休場かと思われたが強行出場。
14日目、鶴竜に力をだせず黒星で2敗目。
かたや照ノ富士は大関復帰をかける琴奨菊に立ち合い変化で勝って1敗を守る。
千秋楽、2敗の稀勢の里、優勝するためにはまず本割で勝たなければ。
しかし左肩を負傷した状態で勝てるはずない。（とほとんどの人が思ってた）
しかし、しかし。
なんと立ち合い待ったのあとの一番。
変化ぎみに立った稀勢の里、照ノ富士を突き落とした。
わ！わ！決定戦！
もう一番とかって、つらいよ。
そして優勝決定戦。
信じられないけど、稀勢の里が勝った。
奇跡の逆転優勝。
泣いた。泣いたよ。
ってことです。

結果的に、
ケガしながらも奇跡的に、優勝して、感動的、ではあるんだけど、
多くの相撲ファンが思っているのと同様、
休んでもよかったよー！
誰も文句言わない。
でも出たかったんだろうな。
執念だな。
左が使えないから、使えなくても取れる相撲で取った。
万全じゃないのに出るべきじゃないと言う人もいると思う。
でも稀勢の里は冷静で、今の自分の状態でできること、をやって
結果、勝って、優勝した。
この冷静さが、今までの稀勢の里にはなかった。

ケガのこと置いといて、
（ここからが本題）
稀勢の里、横綱になって変わったと思う。
よく言う、心技体、って、そのなかで特に心の変化。
そして我々ファンの心も。
今まで、負けるんじゃないか、
単独トップとかって絶対逆転されるパターンだわ、
っていうネガティブな感情が、なくなったのよね。
見ていて、絶対、大丈夫っていう安心感を持って見ていられるようになった。
たとえ負けても、大丈夫、強いから！っていう気持ち。
それは今までなかった。

だから今度は、ケガをしっかり治して、
万全の姿で強い横綱として、優勝してほしい！
一時代築けると思うよ！
そして私は今までさんざん文句ばかり言ってきたけど、
ほんとは稀勢の里のことすごく好きなんだって実感した。

稀勢の里

稀勢の里がついに優勝したぞう！
そして横綱昇進するぞう！

長年の願いが急に叶ってちょっとまだ信じられないくらいです。

思えばここまで、長かったよね～。
15歳で入門して、出世は早かったのに。

大関に上がってからも今場所こそは優勝してほしい、
といつも思っていたけど、
なんでここで平幕に負ける？とか
なんで逆転されて優勝逃す？とか
もうやきもき、です。歯がゆかったです。
実力はあるのにメンタルが…とか言われて、
プレッシャーを与えないように、
と稀勢の里ファンはいつからか
序盤戦連勝しても、後半まで優勝争いに加わってても、
騒がなくなったよね。
じっと静かにして、そのときを待っていました。
騒げばその瞬間優勝を逃してしまいそうで。

今場所もそうだった。
単独トップになっても、
いやいつものように白鵬が逆転優勝するんだろう、
と思っていました。
決して稀勢の里を信じていなかったのではなく、
期待をしすぎることがマイナスになってしまうと思ったのです。

でも今場所はそんなことはなかった。
稀勢の里が本当に優勝した。
14日目に白鵬が貴ノ岩に負けるというまさかの展開。
その瞬間支度部屋でテレビも観ず横綱が負けたと聞かされた稀勢の里の背中。
泣きました。
大相撲観ていてこんなに泣いたことあったかなあ。

稀勢の里は、15歳で入門して相撲一筋で、
バラエティ番組には出ない、SNSもやらない、
恋人はまわし（！）、
いまどきいる？こんな力士。
だからこそ相撲ファンに愛される。
横綱くらい強いってのも知ってる。

優勝も横綱昇進も遅すぎたよーってさえ思います。

ここがスタートだと思うので、
一回優勝したことにより、もしかしたらこれから何回も優勝を重ねていけるようになるのかも。
もう期待しないようにしよう、なんて思わないで、
これから横綱になる稀勢の里には大いに期待していこうと思います。
もう、そんな心配はいらないんじゃないかな。
そうなってほしいなあ。

九州

九州場所の千秋楽、結びの一番を見ると、今年も終わりだなあと思うのは
大相撲ファンあるある。

今場所の結びの一番は一敗の横綱同士ということで、
急いで帰宅して、すごく期待した！

が、ちょっとなんかへんな一番に…。

いずれにせよ、日馬富士、優勝おめでとう！
横綱の責任を果たした。なんとしてでも勝ちたかったというのが見えましたね。

今場所はなんといっても稀勢の里。
優勝争いの二横綱と倒すなんてすごい。
それでも序盤に二敗しているあたりがキセらしいなあ。
でも十三勝のすばらしい成績で、来場所綱取り、という話が聞こえてきた。
ここは誰にも文句を言わせないような強い相撲で優勝して昇進してほしいよ。
ほんとたのむよ！

今年の大相撲も終わった。
やっぱり把瑠都の引退がさびしいなあ。
琴欧洲も残念な結果だったしなあ。
新たな明るい話題を来年に期待したい！

把瑠都

把瑠都が引退…。
ケガから復活してまた上位の土俵を盛り上げてくれると信じていたのに残念。
把瑠都は自分の中の第二次相撲ブームのとき（第一次は中高生の頃）
十両全勝優勝して幕内に上がってきました。
すごいのきたー！って小錦を初めてみたときくらいの衝撃でした。
ケガがなかったら白鵬と把瑠都で今後も優勝争いをしていたと思うし、
横綱だって狙えたと思うので残念。
角界のディカプリオと呼ばれたルックスだし、
性格も明るくて、ファンに愛された力士だったと思う。
把瑠都が土俵を去るのはさびしい。
今後相撲協会には残らないようだけど、
若いしその後のなんらかの活躍に期待したい。
うーん、やっぱりさびしいなー。

初場所

初場所は日馬富士が全勝優勝でした！おめでとう！
先場所の結果で苦しい思いをしたと思うけど、それに打ち勝っての全勝優勝はすごい。
日馬富士はこれからも好不調の波がありそうで、もしかして横綱としては短命に終わるかもしれない。けど、持ち前の気力で横綱人生を駆け抜けてほしい、と思うのです。全身全霊で。

把瑠都、大関復帰ならず。ケガがなければなあ。
稀勢の里、優勝してほしいなあ。そろそろ。
豪栄道は今年中に大関昇進するような気もする。
高見盛おつかれさま。
やっぱりアミ様に癒された今場所でした。