マイトレーナーはテディベア状態だった

月曜日のトレーニングでひどい筋肉痛をおこした腿は避けることになって、今日は背中とお腹、裏表のトレーニング。

わたしの嫌いなマシンジムエリアで待ち合わせ、バックエクステンションから。

最初の1セットは15キロだったけれど、2セット目からは20キロ。結構辛かった。この間は何kgの負荷だったんだろう。
きつくなってくると、足の力も使おうとしてしまい、そうすると膝が内側に入ってしまうのだとか。なるべく、脊柱起立筋だけを使うようにって言われたけれども、最後の方は足の力も使ってたような気がする。

お次。腹筋マシンが空いていなかったので、芝生へ移り、三角補助を使って腹筋。

くるりさん、僕のここ見ててください。と、Hくんが二の腕を指す。曲げると筋肉が縮んで太くなって、伸ばすと細くなります。腹筋も同じで縮めると太い筋肉、伸ばすと細い筋肉、伸ばして鍛えると、ウェストが細くなります。くるりさん、衣装キツいんですよね！僕、覚えてます。
…忘れん坊なのにそういうことは覚えているらしい…

わかったような、わからないような。

とにかく、いつもとは違う腹筋で、起こす時はクィック、倒す時にゆっくりゆっくり時間をかけて、お腹をぷるぷるさせながら倒れていく。補助に背中がつく前にクィックで起こす。

起こすのは簡単、ゆっくり倒すのは難しい。

隣でダンベルを抱えながら腹筋している兄さんが、ダメだ、持ち上がらねえ、ダメだ、起き上がれねえ…とブツブツ言うのですごく気になった。

くるりさん、筋肉には三つの動きがあります。縮んで伸ばして、耐える！

次はさっきの腹筋で倒した時に一番ぷるぷるするところで耐えるもの。途中から足を押さえてもらって、補助を外してぷるぷるで耐える、耐える。

同じ腹筋を鍛えるでもいろいろなアプローチがあるのねぇ。

レッスンが終わり。
Hさん、体が硬いところみせてよ、と言うと、
いいですよ～僕真剣ですからね！

およそ真面目にやっているとは思えないテディベア状態。

こんなトレーナーいていいんだろうか。

くるりさん、引っ張ってもらっていいです。

じゃあ、やるよ～

ペアストレッチの要領だH君の内腿に足をかけて固定し、両手を引っ張ってみたけれど、全然前に来ない。

本当にダメなんだね、こんな人初めてみた。えい、えい！とちょっと強めに引っ張ってみたら

くるりさん、痛いです…と弱音を吐く。
僕、これでずっと生きてきたんで…

痛くしてごめんね。でもなんか、珍しいもの見せてもらったと変な感動を覚えて今日のレッスン終了。

トレーナーって職業は別にテディベア状態でもできるんだね。

直角らっこ

くるりさん、こんにちはー！今日もよろしくお願いしまーす。
どうでした？この間、筋肉痛きました？
どこがきました？

二の腕の表と裏、背中と脇腹と腿

うんうん、いい感じですねー、今日もこの間のやりましょうか？

やらない。

え？なんでですか？

ダンスレッスンでやるのと同じことをHさんとやるのはもったいないから。せっかくHさんがいてくれるんだから、いつもはできないのがいい。

わかりましたー！
じゃあ、別のことやりましょうね！
今日も蹴伸びから始めまーす。

いつもの練習。最近はうつ伏せのキックより仰向けキックの時間の方が長い。

で、ですね。今日は初めての試みです。くるりさん、見ててくださいね。

Hくんは気をつけらっこから、両手を小さく前へ倣えにして進んでいる。

くるりさんわかります？ほら、こうすると体の傾きがわかるんです！

直角らっこだ。

ちょっとくるりさん、やってみてください。

(…これ簡単かも…)

はーい、くるりさん傾いてまーす。傾かずに真っ直ぐです。

Hくんとわたしでは腕の長さが全然違うし、わたしには直角にした指先が視界に入ってこないのだから、そもそもわからないのだ。

わたし、全然見えないんだけど…

いいんでーす、僕が見えてますから。

えー、そういうもの？

いいんです、いいんです！

いいなら、いいけど。

なんか、こういうやりとり、多いんだよねぇ。他のトレーナーもこんな感じなのかしら？

おチビさんの出勤

朝の永代通りではよく見かけるのだけれど、通勤電車内で通学中の小学生よりも小さなおチビさんは初めて。
可愛らしいので思わず撮ってしまった（＾∇＾）

パパに手をつないでもらって、靴が嫌だとかなんだとか、可愛らしい声で訴えていた。

パパも通勤用バッグの他に、おチビさんのくまのがっこうのジャッキーがプリントされたバッグを手にしていて、毎朝連れてきているのかな。慣れた様子だった。


今は社内保育所のある会社が多いのだろうか。わたしの時とは大違い。かと言って、朝の通勤ラッシュに小さな子を連れて出掛ける勇気もなかったかもしれない。

生まれて5ヶ月のミルキーをベビーカーに乗せ保育園まで走った頃が懐かしい。